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それからルフェさんと楽しく談笑していると、外から「監督生ぇー」という聞き覚えのありすぎるマブダチの一人であるエースの声が聞こえてきた。
ま、マズイ…!! エース達にとって私は「男」なので、目の前にいるルフェさんとは男女で室内に居たということになる。
「友達?」
「は、はい。マブダチ達です…って、どどどどどうしよう!? 」
ルフェさんを見たら絶対なんか言われるし、関係も疑われる。
私は何もしてません!! こんな美女に手を出せません…!!
いや、脳内で茶番劇を繰り広げるな私!!
どうしようどうしようと悩んでいると、窓の方からコンコンという音が鳴った。
私は音が鳴った方を見ると、そこにはシルバー先輩が居た。
「あ、シルバー君」
「ルフェ、監督生と話は終わったみたいだな。監督生もありがとう」
「い、いえ…」
「ルフェ、今トラッポラとスペードが玄関にいるから、窓から出てきてくれ」
「ああ、ユウちゃんの。確かにバレたらマズイしね。おけおけおっけー! ユウちゃん、もし辛いことがあったらいつでもシルバー君経由で連絡していいからね! お姉さんを頼ってね!」
「は、はい!」
それじゃ! と言うとルフェさんは窓から飛び下りると、シルバー先輩が抱き抱えて地面に下ろすと、手を繋いで行ってしまった。
………なんか、恋愛ドラマの恋人の逃避行場面見たような気持ちになった。
それにしても…あの二人が揃うと顔面の暴力だなと私は思いました。まる。
「あ、監督生ここに居たのか。談話室に居なかったから捜したんだぞ」
「エッ、アー、お客さんの片付けしてて…」
「ふーん。お客さんってどんな人だったわけ?」
「………………新フェアリーゴッドマザー?」
「「は?」」
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まくすうぇる(プロフ) - 顔面の暴力wwwwwwシルバー夢少ないので嬉しいです😊 (2022年12月30日 22時) (レス) @page20 id: d0b3ca0e89 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - 最推しの作品…!!めちゃくちゃ好きです!!キュンキュンが止まらない…!!!!大好きです!!!! (2022年12月22日 23時) (レス) id: eae39e15db (このIDを非表示/違反報告)
うーむ - なにこれ最高!!これからも頑張ってください! (2022年4月20日 13時) (レス) @page9 id: 0a139d0943 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - シルバーくんの作品全然なかったと思うんで、めちゃくちゃ嬉しいです!!更新無理せず頑張ってしてください!!!! (2021年12月9日 17時) (レス) @page7 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時:2021年12月5日 23時