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え、今リリア様は息子って言った?。
この美少女が美少年???? 嘘じゃん。
顔面偏差値どうなっとんの。この世界バグってるのか。
「ルフェ、挨拶」
「えっと、はじめまして。ルフェ・フィスゴールドです。よろしくね」
「…シルバー、です。よろしく」
「シルバー君…うん、髪色と同じで素敵な名前だね」
「っ! あぁ、おやじ殿から授かった大切な名前なんだ…です」
「敬語じゃなくていいよ? 私達同い年ぐらいだろうし」
「おぉ、そうじゃな。ルフェとシルバーは同い年だったはずじゃ」
リリア様がそう言うと、シルバー君はこくりと頷き、私達は互いに敬語はなしでということになった。
母とリリア様が話している間、私は家の中を案内した。一通り案内し終わると暖かな光が差し込む庭で、私達は互いに好きなことや嫌いなものを教えあったりした。
その中でも「おやじ殿の料理」と出てきて、疑問に思い聞いてみるとどうやらあの人は暗黒物質製造機らしい。
そんな人と暮らしている彼に哀れみの目を向けてしまった。頑張れ…シルバー君。
「ルフェは、妖精なのか?」
「一応妖精…なのかな?」
「いちおう?」
「といっても、妖精の末裔ってだけなんだよね」
「…ルフェはほぼ人間ってことか?」
「うん。だから寿命も人とそんなに変わらないんだよ」
「そうなのか…その妖精はどんな妖精なんだ?」
「私はあまり知らないんだけど…確か夢を信じる人のところにくる妖精なんだって」
「夢を…信じる」
「といっても、女の子限定らしいんだけどね」
「そんな妖精もいるんだ…」
「世の中広いからね」
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まくすうぇる(プロフ) - 顔面の暴力wwwwwwシルバー夢少ないので嬉しいです😊 (2022年12月30日 22時) (レス) @page20 id: d0b3ca0e89 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - 最推しの作品…!!めちゃくちゃ好きです!!キュンキュンが止まらない…!!!!大好きです!!!! (2022年12月22日 23時) (レス) id: eae39e15db (このIDを非表示/違反報告)
うーむ - なにこれ最高!!これからも頑張ってください! (2022年4月20日 13時) (レス) @page9 id: 0a139d0943 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - シルバーくんの作品全然なかったと思うんで、めちゃくちゃ嬉しいです!!更新無理せず頑張ってしてください!!!! (2021年12月9日 17時) (レス) @page7 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時:2021年12月5日 23時