呪い祓ってたら、いつの間にかレベルMAXになってた

▼Lv.7 ページ7

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〖▼Aはレベル50になった。無敵貫通を覚えられます〗




〖▼Aはレベル100になった。弱体無効を覚えられます〗





〖▼Aはレベル150になった。術式無効化を使えるようになりました〗





〖▼AはレベルMAXになった。─────を使えるようになりました。おめでとうございます。これであなたも最強です☆〗









『…人ってコツコツやってると、ここまで来るか』



〖努力による成果です。レベルMAXになった術者は歴代であなたが初めてです〗



『あはは、そっかー……まあ昔の人にレベルとか意味わかんないだろうしね。ナビもありがとう。私の事支えてくれて』



〖私は、あなたのために存在しているので〗



『そっか』





遂に私はレベルMAXを達成してしまった。しかもとんでもないスキルを得て。
禪院家からは嫌がらせのつもりだったのかもしれないが、任務で呪霊をコツコツ祓っていったらあら不思議、いつの間にかレベルMAXになっていた。マジかよ。


だけど遂に私は成し遂げたのだ。やりましたよ師匠！！
私の目的である里香ちゃんの解放に必要なあの呪いを倒せる強さを…！






『………これで、里香ちゃんと、憂太くんを助けられる…！』






禪院家に来て、早数年。
生き地獄のような日々だったけど、二人のためなら頑張れた。
今はもう私の右に出るのは五条先生以外いないのだ！！
二人のことを思っていたから辛くても、苦しくても、耐えてみせた。
だというのに…数年前から憂太くんとは会えていない。


里香ちゃんとの一件で、憂太くんは憂太くんのお母さんたちとの関係がほぼ崩壊してしまっているから連絡手段がない。
東京の高校に来た、というのは耳にしている。


私も今、禪院家から出て東京にある呪術高専に通っている。







『…どこにいるんだろ、憂太くん』











そんな時、私の耳に『乙骨憂太の秘匿死刑』という言葉が届いた。









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