呪い祓ってたら、いつの間にかレベルMAXになってた

▼Lv.28 ページ28

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『………特級に、戻ったんだ』


「うん！ これでまたAちゃんと一緒だね」







……いや、怖っ。
憂太くんは里香ちゃんの解呪後、一度四級になったというのに、才能が返り咲いたのかここ三ヶ月で特級に戻っていた。


私でも六ヶ月くらいかかったのに。
我が幼馴染みながら末恐ろしい…菅原道真の子孫って凄いんだなぁ(白目)





〖もしかすると、乙骨憂太は五条悟に続く術師になるかもしれませんね〗







急に怖いこと言わないでよ。
まあ、幼なじみの才能に驚きながらも私は憂太くんにおめでとう、と言う。


私の中での特級って実力云々よりもイカれ具合が半端じゃない人だと思ってるから憂太くんもその一人なのだろう。
もちろん私も。






「宮城で生まれた最強の幼なじみじゃん。チョーウケる」


「実は宮城って魔窟なんじゃねぇの？」


『そんなわけないでしょ。仮に宮城に凄いものに耐えられる人がいたら認めるけど。例えば呪物とか』


「本当にいたら京都より宮城がヤバいって話になるな」


「高菜」





そんな都合良く呪物に耐えられる人間なんかいないし、宮城に固まりすぎだろって話。
でもこれで憂太くんも後の過労死仲間か…大変だなー(遠い目)






『お互いに過労死しないよう頑張ろうね』


「過労死！？」








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