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青宗くんの姉である乾赤音ちゃんはめっちゃ可愛い。
長いまつ毛に色素の薄い髪。
顔ももちろんだが、性格も可愛い。

私が男だったら付き合いたいレベルだ。




『赤音ちゃん、こんちくわ』


「美月ちゃん、こんにちは!」




赤音ちゃんは私の六つ上で、今は中学生。
中学か…私、卒業したらやってけるか今から心配だ。
私は赤音ちゃんのことは大好きだが、一つ問題がある。




「美月ちゃん、今日も綺麗だね〜。将来は私の妹になってほしいナ」


『か、考えておくねー』




毎度会う度、遠回しに「青宗と結婚してね」と言ってくるのだ。
クッ…目の保養と心の癒し基今世の推しである乾姉弟とは仲良くしていたいが、結婚はなぁ…なんか昔フラグ立てた覚えがあるが多分それは存在しない記憶だ。




「今日は習い事あるの?」


『ううん。無いよ』


「なら、家に遊びに来ない? 丁度青宗もいるだろうし」


『うん。久しぶりに赤音ちゃん家行きたい』


「それじゃあ決まり!」




私は赤音ちゃんと手を繋いで乾家に向かう。
あ、蜻蛉発見。
なんかこの顔に転生してから、凄い視線がフラフラするんだよなぁ……何故だ。



「美月ちゃん、余所見はダメだぞー?」


『なんか勝手に向いちゃうんだよね』


「危ないなぁ」




私自身も危ないと思って、直そうとしているけど直らん。解せぬ。
そして少し歩くと乾家に着いた。




「ただいまー」


『おじゃまーはかせー』


「??」




赤音ちゃんから「なんじゃそりゃ」という視線が感じるけど無視無視。
挨拶はやっぱり面白くないと!
すると、ドタドタとこちらにくる足音が聞こえる。

二人くらいかな。



「あ、赤音さん…! おじゃましてます」


「一くん、いらっしゃーい」


「美月!」


『やっほー青宗くん』




私は赤音ちゃんの後ろからひょこっと顔を出して挨拶をする。
その時、はじめくんと呼ばれた子と目が合った__瞬間、ぶっ倒れた。




「 」


『!?!?』


「ココ…!?」


「一くんも美月ちゃんの神のようなご尊顔にやられたか…」


『なんて??』









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遊ちゃん_SKZ(プロフ) - 最高です、、更新楽しみにしてます!!!! (2023年3月2日 18時) (レス) @page36 id: fe8355afed (このIDを非表示/違反報告)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年1月30日 22時) (レス) @page36 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 更新ぜひしてもらえたらうれしいです!完結まで読みたいです! (2022年12月24日 7時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ただのやベェ奴です - ウギャアァァァァア!更新停止!ウワァァ! (2022年10月10日 9時) (レス) @page36 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
Jjj(プロフ) - 遊馬雄里さん» 更新停止中なのですが、もうお話は続けていないのでしょうか…。とても面白くて見てて楽しいのでもっと見たいのです…。 (2022年6月8日 17時) (レス) @page36 id: 164c86cd11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雄里 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum  
作成日時:2021年9月29日 0時

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