某顔面国宝に転生したので死んだ目をしながら今日も頑張る【東卍】

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『……………………………はぁ』


「美月、さらに目が死んでるぞ」


『もうやだおうちいるぅ』


「ここ俺ん家」





私は青宗くんに泣き付いた。
なんなんだよもぉぉぉ！！！！
不良多すぎんだよ！！ なんで絡んでくんだよ！！

顔か。顔が目的なのか…！！
まあ国宝の刀が擬人化した顔面国宝の顔だもんな…分かる分かる。

でもこれじゃ、何のために死んだ目してるんだ。
意味ないじゃん。




『………神社に行くか』


「家に居るんじゃ？」


『神社に願ってくる』


「着いていこうか？」


『近くだから大丈夫。ありがとう』





私は乾家から出て、近くにある武蔵神社に向かった。
いっその事ハイライトを戻して、この顔を活かすか…いや、もう取り戻せないな。


死んでいる目を更に加速さて死なせていく。
くそう…この世界ってなんか漫画の世界なのか？
ジャンプ…は違うな。SQ…サンデー…いや、マガジンか？？


マガジンは単行本派だったから分からんな。


そんな事を考えながら神社に着き、財布から五円玉を出す。
頼む…五円玉入れるんで、面倒なご縁が切れますように…！！


もし無理だったらデリバリーゴッドに頼もう。






『…………よし』





願い終わると私は神社を後にし、家に帰ろうとすると神社の入口ら辺に見覚えのある人と目が合った。






『…佐野くん？』


「…！ さ、三条」









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