2.黙ってれば美人な幼なじみ【東卍】

▽どいつもこいつもですよ ページ10

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Aの活躍によって、パーちんの親友の彼女がレ×プされるのを防げることが出来た。
でも、親友と彼女は身体中に傷を負った…レ×プされなかったとしても、パーちんの怒りが収まるはずがなかった。


そしてパーちんの本音と総長であるマイキーの一声で俺たちは愛美愛主を潰すことにした。
決戦は8月3日。武蔵祭りがある日。





「Aっ、本当に、ありがとな…！！」


『いーってことよ。たまたま通りかかったら友達が襲われてたんだし、頭にくるに決まってんだろ。私は東卍メンバーじゃねえから行かねえけど、私の分まで金玉ぶっ潰してこい』


「えげつねえこと言うなや」


『それにさ人殺すより、遺伝子ぶっ殺して潰した方がよっぽどいいよ！ 金玉潰したくれぇで少年院にも入らないと思うし』


「その顔とその笑顔で物騒なこと言うなって」






パーちんとAが話している内容に混乱しているのか、タケミっちの頭にハテナが浮かんで見える。




「さっき、パーちんの親友の彼女がレ×プされそうになったって言っただろ？」


「はい」


「その彼女が襲われそうになったところをAが助けたんだよ」


「え！？」





驚いてるタケミっちに「しかも、一人で全員倒したんだ」と付け加えると更に驚いた顔をしていた。
顔だけ見ればお姫様みたいなヤツだが、元々マイキーん家の空手道場に通ってたし、行動力なんて新幹線並だ。




「さすがはアクション女優……」


「なんか言ったか？」


「いえ！ なんでもないです」







『………』







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