副店長.10 ページ10
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『前世の話?』
「うん! 歩美、すっごい気になる!」
ポアロにて。
いつものメンツしかいない、この店で少年探偵団の歩美ちゃんがそう言ってきた。
蘭ちゃんや園子ちゃんも昔から気になっていたらしく興味津々。
松田君と萩原君、梓ちゃんは面白そうだと耳を傾けている。
まあ丁度休憩時間だし、いっか。
子供の相手は良くやってたし。
『もちろん良いよ』
「本当!? やったー!」
「前世ですか…興味深いですね!」
「なんだそれうめーのか?」
「前世なんてある訳ねーだろ……」
「江戸川君にはロマンというものが無いのね」
「悪かったな」
『………よし、じゃあ話す前に前提として『魔術』というものがあるからね』
「魔術!?」
『そう。魔術とは神秘、奇跡を人為的に再現する行為の総称…簡単に言えばその時代の文明の力で再現できる奇跡かどうかって感じ』
私がそう言うと首を傾げている。
分かる分かる。私も初め何言ってるか全然わかんなかったし。
まあそういうものがあるよ、と言っておく。
コナン君は現実主義な為「うさんくせー」という顔をしている。
『…これは、ただひとつの旅路。とある人物が語った……これを「愛と希望の物語」と言う____』
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ちぃ - 続きが見たーーーいです! (2021年6月24日 18時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 面白いですね!これからの展開が楽しみです!更新がんばってください!! (2021年5月10日 23時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 初めから読みました!!めっちゃ続きが気になります!!更新頑張ってください! (2021年5月9日 19時) (レス) id: 61644e4b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2021年5月9日 0時