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俺と伊達は共に協力しながら、またもやって来た爆弾予告から一つ目の爆弾の在処が分かり、向かった。
一つ目の場所は東都タワー…しかも先程の爆発により、エレベーターが止まって民間人子供が取り残されていた。




その場には何故か毎回事件現場に居る毛利探偵んとこの居候っ子が居た。
おい誰だよ入れたヤツは…だが、坊主のお陰で子供は助かったのは良かったが…




「お前はなんで毎度毎度、事件現場にいやがるんだ……ガキはガキらしく家でじっとしとけよ…」


「アハハー…」


アハハじゃねえぞこのガキ。
先程、また爆発が起こり、今居るエレベーターが急降下。



俺たちはそのエレベーターの中に取り残されていた。
俺は軽く坊主にデコピンをすると伊達に話しかける。




「伊達、俺を肩車してくれ」


「おうよ」


「ど、どうしてですか?」



坊主と共に巻き込まれた高木が声を掛けてきた。
電話越しで佐藤が何か言っているが無視だ。



「どうしても何も、この上に爆弾が仕掛けられてるかもしれねえだろ」


「なっ」


「«ちょ、ちょっと松田君!?»」



俺は天井の扉を開けて、携帯のライトで辺を確認するとやはり…三年前と同じ物があった。
さすがに今手持ちのヤツじゃ出来ねぇな。


「どうだ松田」


「あったぜ」


「本当!?」


「ああ…しかも水銀レバーだ。俺達諸共…いや、東都タワーごと吹っ飛んじまうヤツがな」


「«!! そ、それって»」


「で、でもそれならレスキュー隊を」


「ダメだ。エレベーターが止まったショックでスイッチが入った。少しでも動いたら起爆するスイッチがな」


「っ…」



しかも盗聴器が仕掛けられてやがる…この会話も盗聴中ってことか。相変わらずなのことだ。
俺は一旦伊達から降りて、伊達に機動隊へ報告してもらう。



「松田刑事、それなら僕が爆弾を解体するよ!」


「阿呆か。ガキにさせるわけねェだろうが!!」


「で、でも…!」


「これは俺…そして萩原の因縁の対決なんだよ。それに」


「わっ」



俺は坊主の頭をガシガシと撫でる。



「こういう事はプロに任せな」








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Yuri(プロフ) - トカさん» 誤字報告ありがとうございます! (2月12日 16時) (レス) id: dfb9ab75d1 (このIDを非表示/違反報告)
トカ - (3)の「火事」が「家事」になっていますよ (2月12日 16時) (レス) @page38 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃ミザミ(プロフ) - お久しぶりの更新待ってました! (2022年4月8日 21時) (レス) @page39 id: 7be55d3740 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さいっっっこう…と無意識に叫ぶほど最高の作品だと思います続き待ってます作者さん大好きです愛してます!! (2022年3月29日 12時) (レス) @page39 id: 8afc6fd8a6 (このIDを非表示/違反報告)
\(^o^)/ - ((◎д◎))ァァァァァァァ いやー神!神作品とはこの事だ! 夢主かっけぇ、、、!続き楽しみにしてます!! (2022年2月14日 5時) (レス) @page39 id: 111ab3751f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雄里 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum  
作成日時:2021年5月6日 1時

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