私の同期の奴ら、ろくな死に方してなくてワロタ(涙目)【名探偵コナン】

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ベルモットの報告にどういう事だと焦り、急いで警察庁に向かった。
一ノ瀬がヒロを保護したんじゃないのか、一体何がどうなってるんだと思い、ゼロのドアを開けた。




「ヒロ！！ 一ノ瀬！！」


『あー！！ またババ！』


「あははっ。眞希、凄い顔に出るから」


『くそっ…賭け事なら負けた事ないのにぃ…！』





……………は？？


俺は幻覚かと思って一度ドアを閉めて目を擦り、もう一度ドアを開けると、そこには楽しそうにトランプをしているヒロと一ノ瀬。
あといつの間に名前呼びになったんだ。俺だって呼びたい。





『あ、降谷君。お疲れ様』


「お疲れって…なに、呑気にトランプをやってるんだ！！ こっちはベルモットからヒロが死んだって」


「あぁ、それは────」




そこから聞かされた事実は驚くべきものだった。
実はライがFBI捜査官で、ヒロの死を偽装したこと。
そして、もし一ノ瀬が来なかったら自決していたこと。
俺は言葉が出なくなり、口が開いた。




「お前ってやつは…！！」


「ごめんな、ゼロ」


「もう、二度とそんな真似はするな。お前が死んで悲しむのは…沢山居るんだからな」


「ああ、約束する」


「一ノ瀬も…ヒロのこと助けてくれてありがとう」


『いーよ、別に。友達として困ってたなら助けないと』




一ノ瀬はそう言うとふわりと優しく笑った。
あぁ……あの時と変わらない、優しい笑顔。
それがたまらなく、眩しかった。




「それと、今回の件だが」


『何も聞かないよ』


「え…？」


『二人の所属を始め、スコッチとかライとかよく分からないけど…私にとって君達は降谷零と諸伏景光だ。二人とも日本のために戦ってる立派な警察官(同士)だって私は知っている』






『だから何も聞かない』







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