私の同期の奴ら、ろくな死に方してなくてワロタ(涙目)【名探偵コナン】

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さて、これからどうするか。
名付けて『目指せ！ 救済マスター！(遠い目)』
自分でも思ったけどネーミングセンス本当にねぇな。

救済マスターってなんなのさ。
私別にポケモンマスターになりたい訳じゃないんだよ。
でもなぁ…彼らの死因は分かってても時期や時間が分からないしな…。


今度神社でお守り買うか。
出来るだけ彼らにご利益をやっておこう。




「あんた、眉間に凄いシワよってるわよ？」


『今、生死に関わることに考えてるから』


「ねえ、本当に大丈夫？？」





大丈夫だってばよ。
ただ先日から考えなければならない事が多いのだ。



私自身彼らと接点はないが、それでも将来警察官を目指している一人なんだ。
同期の死因を知っていて助けないなんて私のポリシーに反する。



私が頑張って手を伸ばせば助けられるかもしれない命なんだ。
平々凡々な私だが、女は度胸！！
生き様で後悔はしたくありません！！





「次、一ノ瀬と松田！」


「ほら呼ばれてるよ」


『アッ…今男女混合の柔道だった』


「マジで大丈夫？？ 具合悪いなら医務室連れてくよ？」





マジで具合は悪くないから大丈夫だよ。
考えすぎて授業忘れてたわ…にしても相手は松田君かあ。

緊張するけどさっさと終わらせて対策を考えよう。




「よろしくな」


『こ、こちらこそ』




ひぇっ。改めて見るとマジイケメンだわ。
皆萩原君とか言ってるけど私断然松田君だな。
なんて呑気なこと考えてる場合じゃなかった。




「では、はじめ！」



『オﾞラﾞァァァ！！！』



「は！？」




私は試合開始の合図と共に松田君から一本取った。
女らしくない声？ 知らねぇな。
警察目指してんだからキャピキャピするわけないじゃん。




「しょ、勝者 一ノ瀬」



『よし』



「……」






私と松田君は互いに一礼して元の場所に戻る。
勝ったよー、って報告をすると「お前手加減してやれよ…」と言われた。
いくら友人のくーちゃんに言われてもそれは無理な相談だ。



訓練でも真剣にやらなきゃ相手に失礼だし。
さて、早く対策考えよう。







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