後輩に貢がれた【乙骨憂太】

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そして、あれから数ヶ月経った今私は三年に進級し、またも同期がいない日常を過ごすこととなった。私は悲しい。
一年にはごじょせんの秘蔵っ子で禪院家相伝を受け継いでいる伏黒恵が高専に入学。


もう一人いるらしいのだが、諸事情によって遅れてくるらしい。




「Aさん………」



「おーおーAさんよ、今日もヤベー呪いが背後にひっ憑いてるな。祓ってやろうか？」



「明太子」



「やだ、憂太さんってば大胆♡」



『いーよ。段々慣れてきた』



「(いや、慣れちゃダメだろ……)」




本日は三学年合同での鍛錬。
私は能力の関係でどこでもできる天才オールラウンダーなので指導する側だ。




『憂太、一緒に鍛錬しようか』



「っはい！」



「お、戻ったな」



「Aも段々憂太の扱いに慣れてきたな」



「しゃけ」



「…乙骨先輩って前からあんな感じなんですか？」



「恵にいいこと教えてやるよ。アイツ、悟のアドバイスを受けてAさんに自腹の百万貢ぐっていう伝説作ってるからな」



「……………マジですか？」



「「マジ」」




軽く準備運動をしてから六人で鍛錬をしていると「お疲れサマーランド」という親父ギャグを披露しながらごじょせんがやってきた。
それ、今の子供にはウケないよ。




「あ、Aー、憂太ー、ちょっとこっち来て」



「？ なんだろう」



『…多分ろくな事じゃないな』





嫌な予感を覚えながらニコニコしているごじょせんのところに行くと、衝撃的なことを言われた。




「憂太とAにはちょっーと海外に行ってもらいます！！」



「『………はい？！』」






to be continued…?







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