後輩に貢がれた【乙骨憂太】

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乙骨が呪霊討伐のギネスを多分更新──開始一秒で終了──し、私達は秋葉原にやって来ていた。
乙骨には逆らわないようにしよう。塵にされる。




「どこに行きますか？」



『うーん、ある程度ブラブラ回ったらなんか食べよう。せっかく来たらな満喫しないと』



「はいっ」




秋葉原に来るのは今回で三回目だ。
行こうと思うと大体任務とかで潰れるため中々行けていなかった。
推しの為の資金を稼いでいたので、財布やカードの中はガッポガッポである。





「はぇー…秋葉原ってやっぱり凄いですね」



『ねー。でも乙骨良かったの？ そんなにアニメとかゲームに興味無さそうだけど…』



「推しとかは居ないですけど、やっぱり日本人としてアニメは見ます。それに最近のゲームって凄いクオリティ高そうで…CM見てるとやってみたいなーって思います。それに、Aさんとならどこに行っても楽しいですから」



『………乙骨って実は私の事嫌いでしょ』



「えっ…嫌ってる要素ありました！？」



『いや、ちょっと……あ、そうだ。今度部屋来てゲームする？』



「い、いいんですか…？」



『うん。乙骨が良いならマリカーとか桃鉄しようよ。他にも色んなゲームたくさんあるし、乙骨と一緒に遊んだら楽しいだろうし』



「そ、そう、ですか…」



『あ、なんなら真希達も呼んで遊ぶ？ そっちの方が楽しいか』



「いえ。Aさんと二人きりがいいです」



『…！ …ん。さぁて、色んな店に回るぞー！』



「はい！」





私は乙骨の手を引き、秋葉原を回った。












そして興味本位で話を聞いていたヲタクの皆様。

「「(リア充が…！ 末永く爆発しろよ！！)」」








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