第5話 「イレギュラー門」 ページ7
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最近三門市では警戒区域ではなく市街地に
門とは、
まあその門が市街地に開かれる事により今、ボーダーは忙しい。
めっちゃ忙しい。 上層部は辛い。
現在うちは、ぽん吉の鬼怒田さんに原因を捜してこいと云う無茶ぶりを受け市街地にやってきた。 もう夕方だってのに。
くそう、人遣いの荒い狸め!!!!←
いつか後悔させてやる。
『……覚えてろよ化け狸』
その時、市街地に警報が鳴り響く。
マジかこんな時に門が開くのか…トリガー持っときゃ良かった。
そして門から出てきたのは爆撃用トリオン兵 イルガー
『は、は!? 市街地にあんなの現れたら死者が出る……』
流石に死者が出たらボーダーの立場が危うくなる。
………使いますか。
『異能力─『一握の砂』』
パチンっと指を鳴らすと世界の時が止まる。
今なら建物に余り被害がないから救けられる。
うちはイルガーが現れた街に急いで来ると時が止まっている人達に次々と触っていく。
「ね、近界民が…!あれ、止まってる…?」
「どうなってるの…!?」
『今動けている方、私はボーダー副本部長の石川Aです。
現在、私のとある能力により時間を止めています。 今すぐご理解は出来ないでしょうが現在は非常事態です。
長くは持ちませんので早急に
「わ、わかりました! ありがとうございます!」
「おい急げ! 今のうちだ!」
そしてうちは走りながら市民に触れていく。
一々長い事を云うのは面倒臭いから地下堂に向かえと云う。
『あ"─やべぇ…眠くなってきた』
うちの異能は前世よりそんなに使えなくなった。
理由は分からないけど止められる最大時間は30分。
後は残り15分程度。
『……ん? あれはC級隊員か?』
うちは一人の少年に目を向けた。
C級隊員は本来トリガーを使うのは禁止しているけど今は非常事態だ。
うちは少年に触って時を動かした。
「あ!…れ、え? 近界民が止まってる?」
『やあC級隊員君』
「い、石川副本部長!? あ、そのこれは」
『今は時間が惜しい。 後で説明するから君はそのまま市民に触り地下堂へ向かわせろ。 いいね?』
「っわ、わかりました!」
『良し、行け』
「はい!」
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三斗(トリップ願望者) - 完結表示になってますけどまた再更新してほしいです! (2022年9月4日 8時) (レス) @page38 id: ee0c8201a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク(プロフ) - すごく面白いです!続きがすごく楽しみです (2022年6月7日 20時) (レス) @page38 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
テンプラさん(プロフ) - 終わった…??更新待ってます…! (2021年12月6日 22時) (レス) @page38 id: ac3994717f (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - 更新待ってます (2021年3月15日 16時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
ダメウサギ - 太宰さんキターー中也さんは、いつかな〜 (2020年6月18日 18時) (レス) id: 1dbfdfda29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2020年5月23日 10時