双黒と仲の悪い彼女が三門市に転生しました。【WT】

第26話「砲撃」 ページ28

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『それじゃあ私は東さんに呼ばれているから狙撃手の方に行くね』


風「はい。 今度模擬戦やりましょう」


『んー…気が向いたらね』


うちは営業スマイルで風間達と別れた。
その際京介と出会って少し話した後下の訓練会場にやって来た。


『東、来たよ』


東「お、随分遅かったな。 何かあったのか？」


『そうそう。 後輩の訓練姿をこの目に焼き付けていましたー』


東「あー…」


今は佐鳥がトリガーについて説明している。
そこで試し打ちとして千佳ちゃんが選ばれていた。 しかもアイビス。


『……あ』


東「どうした？」


『いや…何でもない』


もしこれが迅の策略だった場合があるから口出しはしない事にしよう。
可愛い新人後輩の出だしだ。
ドラ○もんのような暖かい目で見守ろう()


佐「よーし構えて。3……2……1……発射！」


千佳ちゃんがアイビスの引き金を引くと同時に銃口からは通常より遥かな威力の砲弾。
そして目の前には大きな穴が。


千「その………ご……ごめんなさい………」


『……っ』


東「A、笑いこらえてるの分かるぞ」


『だ、だって……ブフッ』


これを笑わず見ろって云う方が辛いんだけど。
千佳ちゃんのトリオンは迅や桐絵を通して凄いとは知っている。

レイジからは超A級と聞いているし。
迅はこれが見えていたんだろう。


すると千佳ちゃんは恐る恐ると身体を丸め土下座状態に


千「ほんとうにごめんなさい。 壊した壁は一生かけてでも弁償しますので」


佐「なっえ!? こちらこそ！」


『……佐鳥君、なに私とレイジの可愛い弟子の千佳ちゃんを土下座させてんの？ 私を怒らせたいの？ おい、手前顔上げろよ(小声)』


佐「石川副本部長！ もうそれ怒ってますよね!?」


千「あの……Aさん……私のせいで玉狛の先輩達が怒られるとかは…」


『…あ！ 全然大丈夫だよ千佳ちゃん。 そんな事ないから顔をあげて？ この場合千佳ちゃんは何も悪くないんだよ。
全ての責任は佐鳥君が取るから何も心配しなくていいの』


佐「ですよね！」



おまけ


佐「東さん………俺、副本部長の闇を見た気がします」


東「ははっ……Aはこの子と知り合いっぽいけど…どう言う仲なんだ？」


『弟子』


東「おお…なるほどな」


この後鬼怒田のおっちゃんが来て…まあはい。←

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