双黒と仲の悪い彼女が三門市に転生しました。【WT】

第28話「包帯野郎」 ページ30

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鬼「お、石川。 ちょっと来い、紹介したい奴が居る」

『紹介したい奴……？』


うちは鬼怒田さんに連れられて開発室にやって来た。
鬼怒田さんは用事がある為、後は中に入って聞けとの事。
なんだそれ。


『こんにち…わ"』


「はじめまして〜…石川A副本部長」


『………』


うちは無意識に拳を握りしめて奴に向けて拳を振るった。



「グフォッ 痛いじゃあないかA！ 私は痛いのは嫌いなのだと知っているだろう」


『……あ？ 知るか。 お前を見ると腹が立って殴り殺したくなるンだよ…太宰』

そう、うちの目の前には殺したい程憎い奴 太宰治が居る。


太「非道いなあ…前世の友達だろう？」


『友達？ どの口が云ってる…うちはな!!! 前世お前と中也に惚れてた女共に刺されて死んだんだぞ!?
うち結婚したかったのに手前らの所為でぇぇぇ!!! 』


太「あはははっ」


『「あはははっ」じゃねーよコノヤロー…てかなんでお前が此処に居るンだよ』


太「ふっふっふ…それはね…遂に自 殺が成功したのだよ!!!
やはり入水は正解だった」


『へー…酸化した世界から消えたいとか云ってたけど遂に消えたンだな。
おめでとう…いやそんな事はいいんだよ。 なんでボーダー基地に居るのかって話』


太「ああ…本吉伯父さんに誘われてね。 特殊工作兵と開発者としてボーダーに入ったのだよ」


『はー…確かにお前、特殊工作とか得意そうだもんな…頭使って……ちょっと待て。 本吉伯父さん？』


太「ああ、鬼怒田開発室長は私の伯父なのだよ」


『( °-° )』


嘘だろ…ぽん吉開発室長と太宰が親戚…？
そりゃ頭良いわ()


『へ、へぇー……後そのうちボーダー内から太宰への文句と苦情と呪いが来そう』


太「国木田君と同じこと云わないで呉れ給え」


なに、探偵社にいた時太宰への文句と苦情と呪いの電話でも来たのか？
ざまぁwwww←


『…藁人形買うか』


太「え」




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開発室には太宰さんとAのみ

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