＿ ページ13
.
「いらっしゃいま…せ、」
「よォ、安室サン」
うわ、めっちゃ悪い顔してる。
ごめん、ごめん降谷君。私にこの歩く爆弾()は止められなかった。
そして陣君に続いてお萩君と伊達君が挨拶していく。
降谷君は、なんと言うか嬉しそうなんだけど怒ってるみたいな微妙な顔をしている。
あれだ。バイト中、友達がからかいに来てムカつくけどちょっと嬉しいみたいな。
今世はそんな体験してないけど。
「では、お好きな席にお座りください」
降谷君がそう言うとやはりと言うべきか、三人ともカウンター席に座った。
私はポアロで何か起きるかもしれないので、陣君の隣に座る。
会計の時に謝罪の紙渡そう。
「ご注文がお決まりになったらお呼びください」
「「はーい」」
……席変えようかな。
いやダメだ死ぬ。警察官から離れるだけで死にそう。
「んじゃ、何頼む？」
陣君が私にメニュー表を見せてきた。
本来ならこういう店で食事は取りたくないのだが、今居るのは降谷君だけだ。
つまり、信頼出来る人が厨房に立っている。
『…このハムサンド食べてみたい』
「お、いいな。俺もそれにしよ。飲み物は？」
『水だけで十分だから大丈夫』
「りょーかい。お前らは決まったか？」
「決まったよ。安室サーン」
「……はい」
なんかさっきよりも怒りが増してる。
そして少しだけ私に向けて「なんで止めてくれなかった」という声が聞こえてくる。
ごめんなさい。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1494人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
陽葵(プロフ) - 主さんこの作品プリ小説というアプリでおそらくパクられてます (2022年12月6日 19時) (
レス) id: 4fccf8109e (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - こんばんワン!!実はハロ嫁を初回に見に行って思ったんですがこの小説でのハロ嫁が読んでみたいな〜って思ってましてハイww勿論夢主ちゃんも深く関わっていてプラーミャに狙われている夢主ちゃんを５人の警察官が全力で守るお話が読みたいなぁって思ってますwww (2022年7月6日 17時) (レス) @page47 id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 初めまして！素敵な作品をありがとうございます。これからも頑張ってください😭👊🏻 (2022年4月30日 19時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続き読めるのを待ってます、 (2022年3月13日 15時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ - 初コメ失礼します！この作品面白くてめっちゃ好きです！松田さんイケメンすぎてつらいです笑笑更新楽しみにしています！！！！！！頑張ってください！ (2022年2月23日 13時) (レス) id: 5fbad7a3d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2021年4月26日 20時
