世界を救った次は呪霊を祓う【呪術廻戦】

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「───聞いたか？ 今日来る転校生、同級生4人をロッカーに詰めた(・・・)んだと」


「ツナマヨ」


『どうやって詰めたのか逆に気になる』


「殺したの？」



あれから月日は立ち、一年の皆との仲は人数が少ない分とても仲良くなった。
マブダチもそう遠くはない。
今は本日来る転校生についての話題を話している。



「いや、重症らしい」


「ふぅん。ま、生意気ならシメるまでよ」


「おかか」


『真希ちゃん物騒ー』



一旦転校生についての話題は終わり、そこからは世間話をしながら教室に向かった。
にしても転校生かぁ…どんな人なんだろう。



＊＊＊




「転校生を紹介しやす！！！ テンション上げてみんな！！」


『い、いえ〜い』


「立香、別にやんなくてもいいんだぞ」


「いや上げてよ」



私以外の皆はしらーとして無言を通している。
く、空気が重たい…助けてくれぇ諾子さん、鈴鹿ちゃん。



「随分尖った奴らしいじゃん。そんな奴のために空気作りなんてごめんだね」


「しゃけ」


「………」


『あはは…』


「ま、いっか。入っておいでー！！」



転校生さん、ごめんなさい。
罪悪感で満ちていると、とんでもない呪いの気配がした。
私はバッと伏せていた顔を上げて前を見る。



「乙骨憂太です。よろしくお願いしま」



転校生＿＿乙骨憂太君が言い終わる前に私以外の皆が戦闘態勢を撮って乙骨君に迫った。
別に私は出遅れた訳じゃないです。



「これ、なんかの試験？」


「おい、オマエ呪われてるぞ」





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