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「_11_」 ページ11

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そしてとある休日。
私は学校で恵君に今日、指定した時間と喫茶店に来て欲しいと申し訳なさそうに言われ、そんな顔をした後輩のお願いを断れるはずなく指定された時間に喫茶店に来ていた。
まあどうせ、あの五条さんとやらとの話なんだろう。
今日のことを英霊召喚で召喚した我がセコム達(特に清姫と頼光ママ)に口が滑って話してしまい止めるのが大変だった。



「いらっしゃいませ。 おひとり様でしょうか?」


『あ、この店で待ち合わせしている人がいまして…』



店員さんにそう話していると白髪、包帯という怪しさプンプンの人__五条さんに呼ばれて、店員さんにあの人です、と話すと案内をされた。
…なんであの人包帯してるんだろう。
俺の目が疼くぜ…! みたいな人なのだろうか。



「先輩、口に出てます」


『え"っ…あ"、すみません! その決して馬鹿にした訳でなくて…』


「あはは、全然いいよ。 こんな見た目だもんね」


「だからサングラスにしてくださいって言ったのに…」


「サングラスにしたら店にいる女性全員が僕の虜になっちゃうから♡」


「……(キモ)」


「恵ー、顔に出てるよ。んじゃ、まずは自己紹介からね。 僕は五条悟、東京都立呪術高専で教師をしているよ」


『その見た目で…!?』


「そだよー」


『職質された時大変ですね…改めまして藤丸 立香です。よろしくお願いします』


「うん、よろしく。さて、早速だけど君には来年から高専に来て欲しいんだ」


『…それって拒否権とかないんですか?』


「呪霊を見えてちゃ、拒否権は無いに等しいかな。 呪術師は不足しているし…年間でかなりの数の呪霊による被害が起きている。 そして君の術式は危なすぎる。もし、君が呪詛師という呪術師の反対に値する者になってしまえば流石の僕でも止めることが出来ないかもしれない」


「…!」


『確かに…人間が英霊相手に勝てる、とはあまり思っていません』


「そう、そこだよ」


『?』


「君が高専に来なかった場合、その英霊を嫌な奴らに利用…いや、君自身を利用される可能性がある」



私が利用される…前世の魔術師的に言えば私自身を英霊を召喚させる触媒にするって感じで…今世では私自身を生きたまま操り人形にするってことかな。
……その前に皆が操っている人を殺っちゃうのでは??





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(プロフ) - 宿儺はアレンジで鯖にしたのですね!とても面白いです! (2022年1月12日 17時) (レス) @page50 id: 6865e96490 (このIDを非表示/違反報告)
むくろ(プロフ) - 宿儺とはどうやって知り合ったのか? (2021年12月27日 2時) (レス) @page1 id: 174613f474 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雄里さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年11月1日 14時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
美織 - めちゃくちゃ面白いです。FGOと呪術のクロスオーバー好きだけど少ないのでとっても楽しみにしてます。更新がんばってください! (2021年9月2日 8時) (レス) id: f1dbde919a (このIDを非表示/違反報告)
椏葵 - ソロモン見たんですか?いいなぁ〜(・∀・) (2021年8月3日 16時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雄里 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum  
作成日時:2021年2月20日 1時

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