世界を救った次は呪霊を祓う【呪術廻戦】

「＿2＿」 ページ2

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「変なもの」、うん。めっちゃ変なもの。
なんかゴーストとゲイザーが合体した感じ。…想像出来にくいな。

その「変なもの」と言うものはとても禍々しく目が合ったら死ぬ。
前世の経験上、そんな感じがした。

だからこの世に生まれ落ちてからは目を合わせず、見えない友人達にはバレないように道を変えたり、肝試しに至っては以ての外だ。
そのおかげか私はお化けが怖いというルッテが貼られた…いや、私お化けは怖くないんですけども。

だって前世でめちゃくちゃ戦ったからね。
素材の為に！！()
冥界にだって行ったしね。

ヘラクレスとの鬼ごっこ()や魔神柱、ラフム、ティアマトとかに比べたら全然怖くない。
あれと比べたらお化けなんて可愛いもんよ。



『……ねえ恵君よ、ちょっとした相談なんだけどさ』


「なんですか？」


『私が「変なもの」が見える、って言ったらどう思う？』


「…！！！」



え、何その反応。
予想外の反応で先輩の方が驚いてるよ。ちょっとだけ。



「そ、れは…」


『なーんちゃって！ この間、そう言う漫画見ちゃってからかってみただけ』


「は、はあ……」


『…あ、もう昼休み終わりだ。 それじゃあ恵君、またねー』



私は恵君と別れて、自教室に向かった。









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「───もしもし、少しいいですか？」






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