雨-�� 「平成から大正へ」 ページ4
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「──なあ、此奴の服装、見たことねえぞ？ それにあの首飾りも」
「──外国の方かしら？」
「──でも顔は日本人ですよ？」
「──まだ目覚めないの？」
何やら声が聞こえる。 俺のことだろうか。俺はうっと言いながら目を開けると髪色が奇抜な人達ばかりだった。 なんだこれ、変な夢か？、
「あ！ 目を覚ましたわっ」
「大丈夫ですか？」
二人の女性に声をかけられた。 本当に変わってる髪色だなー、と思いながら俺はベッドから起き上がり「おう」と笑顔を向けて言った。
「痛いところはありませんか？」
「大丈夫っす」
「そちらの冨岡さんが貴方を背負ってきた時は驚きました」
蝶の髪飾りを付けている人がトミオカさんに手を向けた。 どうやらあの倒れた後、この場所に運ばれたようだ。 でもあんな人周りに居たのか？
「あっ！ そうだ、俺が助けた人達は──」
「……大丈夫だ」
「そうっすか！ よかったー…」
ホッと安堵した。 あの人達、あの後無事だったんだな。
「それとすみません、貴方の名前を教えていただいてもよろしいですか？」
「俺は山本 武っす…あの此処はどこなんですか？｣
先程からずっと気になっていた。 俺が横になっていたベッドは今じゃあまり見かけないし、俺の周りを囲んでいる人達は学ラン？ みたいな物を着ているし。
「ここは鬼殺隊の本部にある私の屋敷です」
「お姉さんのっすか…ん？ 鬼殺隊？」
「知らないのも無理ないですね。 鬼殺隊というのはこの日本に生息する「鬼」を殺す為の政府非公認の組織です」
「………それってなんかの映画の撮影ですか？」
「……はい？」
「何言ってんだテメェ」
「(エイガって何かしら…？)」
「えっそうじゃ無いんですか？？」
「「(……あ、この子超が付く
「＿＿＿＿＿あの山本君」
「なんすか？」
「……
「？ 平成っすけど？」
俺がそう言うと目の前にいる人達は首を傾げたり、なんだそれは、と口に言ったりとしていた。
「山本君、今の時代は─────大正時代です」
「・・・え？」
マジで？
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al8056(プロフ) - ……ド天然って怖いわ…恐ろしい… (2020年12月28日 6時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 山本の天然恐るべし← (2020年10月7日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
月紫 - こう言うのを…こう言うのを待っていたんです！ありがとうございます！更新頑張ってください！ (2020年9月30日 16時) (レス) id: 5ec5a7e528 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！リボーンときめつの純粋なクロスオーバーはあまり見かけないのでとても嬉しいです！更新頑張ってください、陰ながら応援しております！！ (2020年9月18日 17時) (レス) id: d0e758f933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作成日時：2020年9月11日 17時
