第34話〔復讐者〕 ページ36
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『…なに』
「A、骸達から離れるんだ」
私はリボーンさんに云われ骸達から離れ後ろに下がる。
何あのドアの方から顔を包帯で覆った人達。
あの、太宰さんのご、ご親戚ですか??((
「早ぇおでましだな”復讐者”」
ヴィンディチェ…伊太利亜語で復讐か。…あ、これ私此処に居たらヤバくない?
目瞑って耳塞いどこ。
なんか聞いちゃいけない話聞きそうだから。
さらば骸、今度会ったらマジで覚悟しとけ。
『…もういいかな』
私は閉じていた目を開け手で塞いでいた耳を解放する。
目を開けると復讐者と呼ばれる人物達と骸達は居なくなっていた。
多分、アレは裏社会の人間なんだろう。
それも裏の掟を守るような。
これ以上の考察はやめよう。 裏に浸かりそう。
「って…Aちゃん、骸と知り合いだったの…?」
『うん、伊太利亜で出会った友人さ』
「ゆ、友人!?」
『私は愛称をつけてナッポー骸と呼んでるよ』
「ナッポー骸!!?」
『あの鳳梨ヘア見て』
「Aちゃんすげー…」
綱吉君と話しているとこの部屋に何処から来たのか医療班がついた。
善かった…
「だ……大丈夫かな…?」
「心配すんな。 超一流の医療班だ」
『あ、やっぱりリボーンさんの知り合いなんだ』
「まぁな」
「みんな… い”っ!? いでででででで」
『綱吉君、大丈夫!?』
「大丈夫じゃない、何これ!? 体中が…筋肉…痛!??」
『筋肉痛…綱吉君、今すぐ冷やすから』
こんな時に異能力を使いたくないとか云ってる場合じゃないな。
特にリボーンさんの目の前でやりたく無かったが流石にこんな状態の綱吉君を放っておくわけにはいかない。
『異能力─『霜降る宵』…』
私はボソッと呟き綱吉君の躯を触る。
私は医療系に詳しい訳じゃないから、今やっている事は大丈夫か判らないけど筋肉痛は炎症反応だから多分平気だよね…?
それでも痛いらしく気絶してしまった。
筋肉痛で気絶……本当に何したのこの子。
「…ところでA、さっき話は聞いてたか?」
『さっきの話? 聞いてはいけないと思って耳塞いでいたよ。 一応目も閉じてたけど…』
「そうか…それとA、後で聞きたい事がある」
『…判った』
──
却説、どうしようか!
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遊馬雄里(プロフ) - al8056さん» 自作ですよ〜。 さすがに周りのフレームみたいなのはトレスですけど;; (2020年12月2日 10時) (レス) id: fd01452b84 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - この(設定の)イメ画自作ですか!?上手すぎません!? (2020年12月2日 10時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
望乃花(ののか)(プロフ) - 遊馬雄里さん» わざわざ答えていただきありがとうございます!とても助かりました。遅くなりましたが、作品の更新応援しています! (2020年10月3日 22時) (レス) id: 5a7263c5de (このIDを非表示/違反報告)
遊馬雄里(プロフ) - 望乃花(ののか)さん» 次に「デザインテーマ:」と書かれている下に10個程の選択肢があり、その一番下の「カスタム」を選択したら白い空白の所にコピーしたフォントを貼り、保存すれば完了です。 (2020年10月3日 22時) (レス) id: fd01452b84 (このIDを非表示/違反報告)
遊馬雄里(プロフ) - 望乃花(ののか)さん» 私の場合、フォントは花宮夢様から借りているものですが、まずは編集画面を開きの下の方にある「ページデザインを設定」という所を押します。 (2020年10月3日 22時) (レス) id: fd01452b84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2019年12月1日 3時