今世は一般人として過ごしたいです【REBORN】

第26話〔未来の彼女〕 ページ28

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「Aちゃん!!!!」


　Aちゃんはランボの10年バズーカにあたってしまった。 な、なんてこった！？
しかもいつの間にかランボ居ないし！！

なんの事情も知らないAちゃんにバズーカを……あれ、てことは此処に十年後のAちゃんが来るってこと？


『はぁ…遂に私もバズーカの餌食に……ん？』

「へぁっ」


　だ、誰だこの超絶美人！？ Aちゃんだってことは頭では分かってるけど理解が追いつかない。


『…私ついに都合のいい夢でも見てるのかな…』

「いや夢じゃないからね！？」

『あ、なら善かった』


　その瞬間Aちゃんは俺に抱きついてきた。 それと同時にまた変な声出た。
こ、これはヤバい…Aちゃんいい匂いするし…


『十年前の綱吉君は相変わらず可愛いなぁ…』

「かわっ！？ Aちゃん俺の事そんな目で見てたの！？」

『そうだね、弟とか犬みたいに見てた』

「い、犬……」


　だって可愛いから、とまた言うAちゃん。
女子のAちゃんにそんな風に思われてたのか…ふ、複雑。


『未来の君、若干スレてるからね？』

「す、スレ…？」

『性格が逆転…少し変わってる、みたいな。 もはや絶対的王者だよ』

「え、えぇ…何それぇ」

『まあ、仲間思いな所は変わってないから安心して』

「え…」


　ふふっと軽く笑うAちゃん。
未来のAちゃんは表情筋が解れたのかな…
するとAちゃんは腕時計を見た。


『そろそろ五分か…それじゃあ綱吉君、Arrivederci』

「あ、アリ…？」


　謎の言葉と共にAちゃんは煙に包まれて、俺の知ってるAちゃんが現れた。


「Aちゃん！ 大丈夫だった？」

『…』

「Aちゃん…？」

『が、』

「が？」

『顔面偏差値が高すぎた……』



☆ワォ───────？





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