今世は一般人として過ごしたいです【REBORN】

第5話〔不良に絡まれる〕 ページ7

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　父さん達はまだ話があるとかで遊んで来なさいと云われ、恭弥君と公園に来ていた。
今は誰も居ないから群れはしない。

だがしかし


『何する？』


「…別に」


　そう、遊びが決まっていないのだ。
大人びてる子供を相手にどうやって遊べと云うんだ！
難易度高い。


「Aは何したいの？」


『そうだなあ…普通に砂遊びとかかな』


「じゃあやろう」


『お、おお…』


　真逆、恭弥君が砂遊びに参加するなんて。
まあまだ子供だしね。
先刻、難易度高いとか思ったけど取り消しだ。

　そしてそして私はこう見えて砂遊びは得意で、海とかに行って城や街を作る。
あれが最高に楽しくて楽しくて仕方がないんだよ。

　まあ此処は公園だから流石に限度があるけどクオリティは高いの作ろ。



『………出来た！』


「何それ、城？」


『大阪城作ってみた』


　多分私、これで世界狙える。
この才能を活かせば金がガッポガッポ入るぞ……。


「ねえA、そろそろ帰ろう。 かなり時間が経ったよ」


『えっ、あ、本当だ』


　公園の時計を見てみると2時だったのが3時半くらいになっていた｡
かなり集中してたんだな私。


『確か恭弥君、4時に帰るんだったよね。 じゃあ急がないと』


「うん」



　私達は走りながら家に向かった。
その途中に近道の路地があるからそこを通ろうとしたら誰かにぶつかった。


『す、すみません……』

「あぁん？ ンだおめーら」


「餓鬼ィ？」



え、これオワタやん。



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