今世は一般人として過ごしたいです【REBORN】

第1話〔沢田綱吉〕 ページ3

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　そして私は四歳になり、保育園に入ることになった。
保育園か…前世での保育園の記憶ってもう忘れたからなあ……。
そんな事より、やっぱり人の前に立って挨拶するのって本当に苦手なんだよね。


「皆ー集まってー！」


　保育士である先生がそう云うと子供達がわんさかと集まってきた。
純粋な子達って可愛いなあ…。


「今日から新しいお友達がこの小鳥組に入ることになりましたー！
お名前言ってくれる？」


『はい。 近松Aです。 皆、仲良くしてくれると嬉しいです』


　そう云うとパチパチと拍手してくれた…が、先生だけは違った。
何この子…ヤバない!?的な顔で見てきた。
確かに今の紹介はちょっとアレだったかもしれない。


　それから質問とかそんなものをして遊びに入った。



「ねーねー！ いっしょにおままごとしよ！」


「おれたちとおにごっこしようぜ！」


「積み木であそぼ！」


　と誘われ私は断りきれずに全て遊んだ。
幼児って活発的だなあ…と思っていると砂場で一人だけ遊んでいる子が居た。


無重力のトゲトゲ？ ヘアで気弱そうな子であった。


『君、何してるの？』


「うわっ!!」


　………そんな驚かれるとお姉さん心病んじゃう((
てのは冗談です。
けど、ちょっと傷付いた。


「あっきみは…今日ことり組に来た…」


『近松Aだよ。 よろしくね。 君は？』


「あ…俺は沢田綱吉」


『綱吉君か』


　私達はこの日を境に沢山遊んでいて、小鳥組の仲では最も仲良くなっていた。
綱吉君可愛すぎ天使かよ((



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