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あれから月日が経ち、お母さんから呪術について教えられ、お父さんからは体術なども教わった。めっちゃスパルタっすよ。 これが俗に言う愛のムチ…!!
でもこれが自分の身を守るためなら私は努力を惜しまんぞ…それに今世の私はかなり運動が出来る。 バク転、宙返りはお手の物!
稽古が終われば両親は笑顔でお疲れ様、と頭を撫でて褒めてくれる。所謂褒めて伸ばすタイプの教育だ。
今は外の空気でも吸いに行こうと思い、家の近くにあるかなり広い公園に来ていた。
そこでは友達と仲良く鬼ごっこをしていたり、砂遊びやシーソーに乗って楽しそうに遊んでいる子達がいた。
あー…癒されるわあ。 子供の無邪気さっていいよね。 たまにウザイけど()
まあ私は? 精神年齢は大人なわけで? 無邪気ってどうすんじゃと白目剥いて考えてます()
工藤新一とかすげぇよ…さすが元女優の息子さんだよ。
私はブランコをこぎながら公園の風景を見ていると視界に白髪の男の子が見えた。
わあ白髪かあ…どこの子だろう。
外人なのかーと思いながらその子を見つめていると、白髪の子はこちらに振り返り綺麗な蒼眼で見つめ返してきた。
え、何あの子人類??子供とは言え美形過ぎない??
…………あれ、ちょいまち司波 聖奈。
ここは呪術廻戦の世界だ。 そこで白髪と蒼眼の顔面宝具を持っている人間はだーれだ?
・・・。
ご、五条悟だぁぁあぁぁぁあ!?!?
生五条悟(幼)、生五条悟(幼)だぁ!!!
脳内が興奮と混乱で埋め尽くされていると私はブランコの鎖を手から離してしまい私は前に飛んでしまった。
「あ、」
「!」
やべ、これ詰んだ。顔面からヘッドスライディングして大怪我するパティーンだ。
だってさ仕方なくない?? 誰だって五条悟が視界に入ったら絶対にこうなるって()
え、私がおかしいのか??
待て、冷静になれ司波聖奈!! 今世の私はとんでもない運動神経を持った猿のような乙女だ!!()
………自分で言って悲しくなってきたな。
ってそんなこと言ってる場合じゃない。もう地面とキスしちゃうYO。 ヘッドスライディングだYO。
よし、諦めよう(遠い目)
私は目を閉じてヘッドスライディングの覚悟を決めた……が、地面にヘッドスライディングはしなかった。
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yuumin - この小説めっちゃ面白かったです! 続きを楽しみにしてます。 (2022年11月15日 8時) (レス) @page28 id: a4f8ad7b79 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月16日 2時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ブドウ味のリンゴ - めっちゃ好きですッッッッッ!!!!ほんとに好みの話!!これからも頑張ってください!! (2020年12月3日 18時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
遊馬雄里(プロフ) - 名無しさん» こちらのミスでした。 申し訳ありません! この作品を素晴らしい作品と評価されとても嬉しいです(^^) (2020年12月2日 1時) (レス) id: fd01452b84 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とても素晴らしい作品です!応援します!あと、細かいかもしれませんが16ページから名前の変更ができなくなっています!(こんな者が指示してすみませんッッ汗) (2020年12月1日 21時) (レス) id: 890ce0fcb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2020年12月1日 0時