転生ガチャも引き直したいし、こんな転生特典もいりません。

【3】指切りげんまん ページ21

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現在、私は土下座中である。
しかも我が司波家と友好関係であり、呪術界のクソットモンスター 縮めてクソモンの御三家の最大戦力としてそれはもう有名な五条家(水タイプ)の御当主様にだ。
私の偏見で水→五条、草→禪院、赤→加茂って感じ。




あ、ポケモンは馬鹿にしてません。私はポッチャマとパチリス…アニポケのヒカリの手持ちポケモン全てが好きです()
話戻すけど、正直もう顔を上げたくないです。 お父さん、このまま私を連れて帰って。
怖さと羞恥心で死にたいです。 土に還らせてください。




「…は？」




前の方からお前本当に五歳か？ と思うほど低い声を放ち、殺気を飛ばしてくる悟氏。
聖奈、怖くないもん()
だってさ、五条悟と婚約をだなんていきなり言われたら誰だってこのような行動をとるはずだ。
嘘です。馬鹿で阿呆ぅな私だけでございまする。




それにさ、大抵の夢小説でこういう時「あんたなんか悟様と釣り合わないのよ！ この豚女！」とかさ名家のお嬢様方に言われ、使用人達にはヒソヒソと陰口を言われ…あーダメだ。
アルミのメンタルとチキチキのチキンによってネガティブ思考が止まらない。
絶対に刺される(白目)





「ふむ…聖奈よ。 顔を上げて理由を聞かせてはくれないか？」




「…その、私のような者が悟…あ、様の婚約者になったら、悟様が後ろ指を刺されるかもしれないため…」




「…」





ヒィィィ！！！
やめてっ！ その真顔のプンスコ顔でこっち見ないで！
可愛いから！！(阿呆)
子供の怒り顔は精神年齢大人の私にとっては可愛く見えるんです。
はい、私の目が可笑しいだけです。




両親はプルプル震えている私の背中を撫でている。
多分怖がっているから、と思ってのだろうけど違います。
いや、怖いのもあるけど悟氏が可愛くてプルプルしてるんです。
馬鹿な娘で許してちょ。




「そうか。 悟はどうしたい？」



「俺は聖奈と婚約をしたいです。 聖奈以外の奴となんか婚約したくないんで」



「」




なんでや。 なんで断ってくれんのだ。
しかも私以外の奴と婚約したくないとか…え、それはそれで嬉しいっちゃ嬉しいけども＿＿あいたたたたっっ！！胃が痛いです…






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