柱以外近づく事を禁止されている屋敷【鬼滅の刃】 (ページ5)

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第伍話＊炭が四個ページ5

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あれから俺はこっそりと屋敷に入ってはAさんと話していた。
花山院さんからAと呼んでと言われた為、名前で呼ぶ中になった。
そして………

『ふふっ……面白いね、炭治郎君の友達は』

炭「でも、目を離すと直ぐに色々とやってて……」

Aさんは、少しずつだが笑うようになった。
相変わらず、死んだような目をしているが、いつも優しい笑みで俺達を見てくれる。

『でも…その彼らを纏める炭治郎君は凄いよ』

炭「あ、ありがとうございます！」

それから沢山お話をした。
最近食べた物の中で一番好きだったのは何か。
誕生日、好きな事など。
でも、Aさんは他の柱の人達から聞かされた、と言っていたが、それでも少しだけ知れて嬉しかった。

炭「そう言えば…Aさんは、自分の階級等は他の柱から聞いているんですか？」

『…一応、ね。私は桜の呼吸を使う桜柱なんだって』

炭「え!? 柱なんですか!?」

『そうらしいよ』

まさか柱だとは…それと桜の呼吸…どんなのを使うのだろう。
その時、ふと気付いた。
Aさんが桜柱だからこの屋敷は桜で満開だったのか。
蝶屋敷には蝶が沢山いるのと同じなんだ。

死「A、いるか」

奥の方から不死川さんの声が聞こえてきた。
拙い、俺殺されるかも。
すると、

『炭治郎君、早く逃げて』

と、コソッと言ってきた。
俺はコクりと頷き入ってきた場所からササッと屋敷を出た。

死「…誰かいたのか」

『……居ませんよ。今日"も"ずっと一人で花見をしていました』

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学校から帰ってきて開いたら真逆1位になっているとは！
本当にありがとうございます!!