柱以外近づく事を禁止されている屋敷【鬼滅の刃】

第拾漆話＊桜が三つ ページ17

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鬼「ふっ この程度で柱か、笑わせてくれる」


陽「まだだ!!! 火の呼吸 伍ノ型 火龍円舞!!!」


『陽菜子、感情を高ぶらせたら相手の思う壷…!!!』



私の声は陽菜子に届いていない。
陽菜子は鬼舞辻に突撃していく。

感情を高ぶらせたら相手の思う壷、冷静にならなければ。
冷静に真剣に。

呼吸を整え戦おうとすると、


陽「ｶﾞｯ」


『陽菜子!!!』


陽菜子は鬼舞辻に頭を鷲掴みしていた。



『鬼舞辻、陽菜子を離せ!!』


鬼「ほぉ…これはこれは中々良い人材ではないか」


鬼舞辻はそう言うと陽菜子に自分の血を与えた。
私は何をしているのか混乱した。

が、直ぐに正気を戻し、陽菜子が鬼にされているという状況を飲み込んだ。



陽「あっガッ!!! ア"ァ"ッ!!!」


『やめて…やめてよ…』




掠れた声で目の前にいる鬼舞辻無惨に言った。
陽菜子が鬼になっている。
親友が鬼舞辻によって……鬼化。



鬼「始末しろ」


陽「は……はい……」



鬼舞辻は消え、陽菜子は私に向かってくる。
どうすればいい、どうすれば二人共助かる。
考えろ、考えろ私。


陽「A……私を…殺、して……」


『え……』






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話が急展開過ぎるきがする。

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