第玖話*炭が五個 ページ9
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俺はこの間、Aさんに会いに来たとき、他の友達も連れてきてくれ、と言われた為、まずは善逸を連れてきた。
伊之助は今はぐっすりと寝ていた為、連れてくることが出来なかった。
善「ねぇ、炭治郎。 どこ行くの?」
炭「着いてからのお楽しみだ! 多分善逸、驚くと思うぞ」
善「何それ怖っ!? 驚くってなに、俺行きたくないぃぃぃ!!!」
と言いながらも着いてきてくれる善逸。
すると桜屋敷が見えてきた。
善「うぅ……ん? 桜?」
炭「ああ、桜屋敷って所で毎日桜が咲いてるんだ」
善「へぇー」
俺はいつも屋敷に入る時の穴から入る。
桜の花びらが風に吹かれて舞っており、その奥の屋敷ととても合っている。
善「綺麗だな、炭治郎」
炭「だろ?」
俺達は桜を見ながら屋敷に向かうと縁側で静かに座っているAさんが居た。
それと今日はどうやら柱が来ない日らしいと文が来たのだ。
その為、善逸を連れてきた。
『…あ、炭治郎君。 それと……』
炭「Aさん、此方は友人の我妻善い「おい、炭治郎。 ちょっと来い」え」
善「こいっつてんだろ!!!」
と、怒鳴られた為、屋敷から離れたところに来た。
何か、と聞くと
善「なんだよお前!!! あんな全てが綺麗な人と会ってたのか!? あ"ぁ"!? 早く紹介しろよ!!! あ"ぁぁぁぁぁ!!!」
炭「たまたま都合が付かなくてダメだったんだ。 本当はもっと早めに紹介したかったんだが…」
などと話して俺達は屋敷に戻った。
戻るとAさんはお茶を三つ出してふふっと笑っていた。
炭「き、聞こえてましたか?」
『……ええ。 話に来ていた通り楽しそうな子だね』
善「いやぁ…あ、俺は我妻善逸です。 結婚しましょう」
炭「おい善逸!!!」
『……ごめん。お断りするね』
Aさんは少し哀しい顔をして断った。
善逸はズーンとしていたが、すぐに戻り一緒に話していた。
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るる - ↓それな (8月9日 20時) (レス) @page19 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - ↓↓↓↓それわかる (2020年8月3日 10時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)
癸 - お話もそうなんですけど、背景もとてもステキでした!!!!!!。 (2019年11月30日 15時) (レス) id: f1169e14c2 (このIDを非表示/違反報告)
孤爪林音 - 運命 (2019年11月10日 15時) (レス) id: 4b0806f6a3 (このIDを非表示/違反報告)
にゃ(プロフ) - 更新楽しみにしています!大好きな小説のひとつです! (2019年10月13日 14時) (レス) id: 2a13604db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2019年10月9日 23時