五条悟に執着されている元呪術師【呪術廻戦】

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昨晩、じいちゃんが死んでから立て続けに凄いことが起きた。
人生で初めてすぎる経験だったと思う。

呪いという存在、俺が拾ってきた物が実はヤバいヤツで、出会ったばかりの伏黒の為両面宿儺の指をってのを食べてから五条という人から死刑ということも決まったと聞かされた。

そして病院で先輩達とお別れをし、今は火葬場に居る。
じいちゃん…あ、そうだ瀬良姉ちゃんともお別れしねーとだ。

四年の付き合いだけど…それでもあの人は俺にとって大切な一人だ。
もう会えなくなるのは辛いけど。

それから五条さんと話して呪いについて聞いた。
それで一つだけ、聞いてみたいことがあった。




「宿儺が全部消えれば、呪いに殺される人も少しは減るかな」


「・・・。勿論」




そうか…なら。
俺は五条さんにあの指がまだあるか聞くと、「ん」と渡された。

改めて見ると気色悪いなあ…あん時は夜だから色や形がよく分からなかったし。
そして俺は躊躇なく指を飲み込んだ。

その瞬間、宿儺に乗っ取られそうになったが、自我を保って押さえ込んだ。




「まっず！ 笑えてくるね」




昨晩は無我夢中だったし。
そして五条さんと話していると伏黒とも再会。

東京に行く、と言われたが少しだけ瀬良姉ちゃんに会いたかった。




「ねえ五条さん」


「どったの？」


「俺、少し会いたい人いるんだけど…会ってきていい？」


「もっちろんだとも！ なになに？ 彼女？」


「違うよ。 …俺にとって姉みたいな存在の人」






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