五条悟に執着されている元呪術師【呪術廻戦】

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『は？？ 特級術師？！』


「驚くと思った〜。それに驚いてる瀬良可愛いよ」


『その口縫うぞ』




五条の戯言にムカつきながらも驚きを隠せなかった。
え、特級呪術師？？ 何かどうしてそうなった？？

五条から聞くと、彼とよく遊んでいたあの里香ちゃんが憂太くんを呪った────訳ではなく、憂太くんが里香ちゃんを呪い、それによって仮想過呪怨霊が出来た。
実際はバグのような縛りによって出来たとこと。

それから色々とあったらしく、高専で預かりとなり今では解呪に成功しているとのこと。
愛と呪いは紙一重って言うけど……お姉さんこれにはびっくりだよ。




「しかもしかも！ 憂太ってば菅原道真の子孫で僕の超遠縁の親戚だったんだよねー！！ あれにはさすがに僕も驚いたよ」


『スガッ…は！？ あの子お前の親戚なの！？』


「そうなんだよ〜！」


『…………………………冗談とかじゃなくて？』


「マジだってば」


「乙骨先輩は本当に五条先生の親戚か疑うほど良い人だからな」


『憂太くん知ってる私が言うのもあれだけど、本当に親戚？』


「親戚だってば！！」




ぐだぐだと話していると、建物から一体の呪霊が飛び出てきた。



『おっ』


「祓います」


「待って」



恵が祓おうとすると五条が止める。
その瞬間呪霊の動きが一旦止まり、野薔薇ちゃんの術術式であろうものに祓われた。



「………」



『へぇ、すごいじゃん』



「いいね。ちゃんとイカれてた」









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