五条悟に執着されている元呪術師【呪術廻戦】

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そして最後の一年生、釘崎野薔薇ちゃんと合流してすぐに校外学習となった。
自分からスカウトマンに行くとか凄かったなあの子。



「ねぇ、二人って付き合ってんの？」


「そうなのー！ 僕達ってば、ずっと互いを愛し合ってる婚約者」


『いや、ナイナイ。誰が好き好んでクソガキが成長したみたいな五条と付き合うとか、五条の性格が直らない限り一生ない』


「うわ…瀬良さん、大変なのね」


『ヤンデレ野郎の相手は本っ当に辛いよ』


「…金玉潰す？」


『そのうちね』


「そのうちってなに！？」



キャンキャン喚いている五条を無視して前を向くと、恵と悠仁君が青い顔をして私を見ていた。
大丈夫、君たちの玉は潰さないし、そもそも攻撃しないし。


そういう思いを込めてニコリと笑うと、冷や汗をかきはじめた。
あれ、逆効果だった？？



『勝手に襲ってきた場合は硝子に手伝ってもらってお前のムスコをこの世から消すからな』


「ガチじゃん」


『当たり前でしょうが』



だから君たち私を恐怖の対象として見るのやめて？？
お姉さん悲しい！！！！(自業自得)

そして学習現場である六本木にやってきたはいいものの、そこは廃屋。
地方から上京してきた二人は先程のテンションから一変してめっちゃ下がっていた。




『後でなんか奢ってやりなよ』


「分かってるって。僕優しいから」


『……………成長したね』


「瀬良は僕を何歳児だと思ってるの？？」


『永遠の小学生』


「……」






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