鬼舞辻無惨様の幼馴染み様が一番強いと思う件について【鬼滅の刃】

最強説 14 ページ15

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私は今日、無惨に内緒で列車に乗っている。
今まで色んな時代を生きてきたけれどこれこそ人間が作り上げた最高傑作の一つだろう。

長生きっていいものだねえ……()
しかし、折角楽しみにしていた列車の旅は下弦の壱である魘夢により最悪になった。


『彼奴ぅ……折角の列車の旅を邪魔しやがって…ばばあ怒だぞ((』


列車の中にいる人は全員眠りについた。
もし、もしも魘夢が暴走したら大変な目に遭うかもしれない、今の私が出来ることをやろう。


『…よし、この車両に乗っている人達を一先ず助けよう』


血鬼術─ 守護の盾


この血鬼術をかけて入れば怪我をしないで助かる。
私の血鬼術は護りなどに徹している。

そして私は次から次へと別の車両に向かい血鬼術を掛け続けた。
何とか全員にかけ終わると列車は浮き、捻れ、横転した。


『き、気持ち悪い…酔いそう………』


多分、魘夢が殺られた。
列車に乗る時、炭治郎君と他二人が見えたからきっと彼らだろう。

すると外から大きな爆音が聞こえてきた。
列車の窓から外をチラッと見ると猗窩座が居た。
なんで猗窩座いるの。

猗窩座と戦っているのは…確か輝哉から聞いた炎柱の煉獄杏寿郎君か。
私は二人の戦いを見ていると煉獄杏寿郎君が殺られた。

猗窩座の腕が腹部に貫通。
猗窩座は陽が昇り始めた為、逃げた。

こりゃ猗窩座の負けだな。
彼らの勝利だ。

私はひっそりと彼らに近づき、話を聞いていた。
煉獄杏寿郎君…彼は生かしておくべき人間だ。

彼に父親と弟がいたはず。
二人を置いてこの世を去る、特に父親なんて胸が痛むはずだ。

私は傘をさして彼らの目の前に現れた。



『話は聞かせてもらったよ』

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