最強でも姉には勝てない【呪術廻戦】

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姉さんと早急に任務を終わらせて帰宅すると悠仁の死亡が確認されたと。
俺は姉さんと一旦別れ、伊地知に悠仁がいる所に案内させた。

そこには布を被せられた遺体となった悠仁。
やっぱり姉さんの言う通りだった。



「犯人探しも面倒だ。 上の連中、全員殺してしまおうか？」


「珍しく感情的だな」


『落ち着いて悟』


「！」




するとドアから同級生の家入 硝子と愛しの姉が入ってきた。
姉さんが言うなら少し落ち着こう。



「随分とお気に入りだったんだな彼」


「僕はいつだって生徒思いのナイスガイさ。ね、姉さん」


『そうだね…でも悟、あまり伊地知をイジメないでよ？』


「そうそう。 私達と上の間で苦労してるんだ」


「(もっと言って…)」


「男の苦労なんて興味ねーっつーの」


「(もっと言って！！)」


『(伊地知がもっと褒めてほしい顔してる)』


「で、コレが宿儺の器か」




そして硝子は悠仁の隣に来て布を掴み取った。
そこには心臓部を抉られた悠仁の遺体と＿＿＿その瞬間俺は姉さんのところに移動して手で姉さんの目を隠した。

姉さんに男のアレを見せてたまるか。
姉さんは姉さんでえ？ え？ と混乱している。




「好きに解剖(バラ)していいよね」


「役立てろよ」


「役立てるよ。 誰に言ってんの」



そう言うと硝子は準備を始めた。



『……ねえ悟、なんで私目を隠されてるの？』


「僕とおそろ」


『別に男性 器なんて見たって平気───』


「それ以上言わなで」






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