三毛猫と砂猫の夫婦【ハイキュー】

Prolog ページ1

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ある日俺、綾瀬遥斗はとんでもないものを見てしまった。

大学生ながら株式会社「Bouncing Ball」の代表取締役。

ほかに株式トレーダー、プロゲーマー、YouTuberなど多方面の肩書きを持つ我社の社長 孤爪研磨のスマホの待ち受け画面が「スナネコみたいで可愛い！」「本橋環奈を超える天使…」と国民的人気女優兼モデルの 角名Aとのツーショット写真だったのだ。

え、マジでウチの社長何者？？

あの日以来待ち受けが気になって仕方がない。



「ふな"ーーー」


「どうした綾瀬。 猫が轢き殺されたみたいな声して」


「あ…風間…実はさ＿＿＿＿」



俺は同僚の風間蒼介に角名Aの名前を伏せて悩んでいたことをぶちまけた。

風間は何やら考え込むと「ただの友達とかじゃねーの？」と言った。




「いや…あの待ち受けは友達って距離じゃない。
恋人？ みたいな」


「なら恋人だろ。 あの代表だって恋人が居たって別にいいだろ」


「…相手が角名Aでも？」


「それは完全に阻止せねばならん()」




…アッ 此奴角名Aガチ勢だったわ…………

……よし勇気を出して聞いてみよう。

当たって砕けろだ!!!




「……あの、代表」


孤「…ん？ どうしたの綾瀬」


「実はこの間、代表のスマホの待ち受け画面をたまたま見てしまい…その…代表、角名Aと知り合いなんですか？」


孤「俺の奥さん」


「あー奥さ……はいぃぃ!!?」



孤「ははっ」




社長の奥さんが大人気女優だった件について

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