近所のお姉さんが元バレー選手だった件について【ハイキュー】

Take39 ページ40

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切「はーい、注目だよ。ほらA」


『…えーと改めて顔見知りの皆、久しぶり。知らない子達は初めまして凰Aです』


初対面の子達からはヒソヒソと何か言っている。
多分あれだろう。テレビに映っていたような雰囲気じゃないとか。
まあ私は元々こう言う性格だから何を言われようと構わないけどね。


獅「今日は鳳も練習に参加するよ」


「「ええ!?」」


『え!? いや聞いてないですよ!?』


獅「言ってないからね。お前はその袋に入っている奴に着替えてきな。10分間待ってやる」


ム○カかよ。
仕方ない、此処は従っておこう。
その方が身のためだ。




＊＊＊



『うわ…久しぶりに着たわ…』


藍「相変わらず…身長高くてムカつく」


『凛、随分と口が悪くなったね』



何処かの私の従弟のように。
それにしても私が練習に参加して大丈夫なのかな。
昨日サーブ打った時、威力落ちてたし…


切「Aー。ストレッチするよ」


『あ、うん』


私はストレッチをし、体育館を20週。
もう疲れた。やべぇ…何としても今日中に体力を戻そう。
私に不可能なことはない！


砺「ねえA、今は何をしているの？」


沢「あ、それ私も気になってました」


『自宅警備員』


海「ニート!?」


『五月蝿いぞ！ …てか今さ私、男子高校生の指導してるんだよ』


柊「まさか…【自己規制】!?」


『そんなわけあるか！ バレーだよ』


藍「このAが…？ 嘘でしょ」


『本当だよ!! この件に関して私はうそつかないから！
…で、本当は今頃森然高校で行ってる合宿をしているはずだったのに…どっかの鬼が呼び出したせいで参加する事に…』


一「なにそれドンマイ」


切「まずラザニアに釣られるのがわるいでしょ」


「「それ」」


『皆酷い!!』


そして私達は笑った。
こうしてみんなと笑ったのは4年振りか…



織「…」

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