桃龍は四龍の戦士のお姫様☆

３回言いましたね ページ22

私達は、休憩できる場所を見つけたので、ここでご飯を食べることにした







そして、食べながらユン様の話を聞いていた







ユ｢戒亭国は昔と違って現在その力は陰りつつあるんだ、かつては、広大な領土を誇った戒亭国も今は南北に分かれていて、北戒はさらに北方の遊牧民族の度重なる攻撃を受けているんだ｣





(！！





そんな事が･･･






ユ｢亭国軍はいくつかの地域を守るので精一杯、かわりに、北戒の各地では、豪族が力を持ち、音を張り、実質的に支配している。全体的に亭国と呼べる状態じゃはいよ｣





ヨ｢南は？｣





ユ｢南は貴族や官僚、商人が多く移り住んで来ていて、北に比べれば気候も安定してるし、豊かだよ｣





ゼ｢南は皇帝のイトコが仮初の玉座に座っている。皇帝に力が無くなり、周りの豪族が力をつける･･･この国のイル王と各部族にも似てるなァ｣





(！！






ゼノ･･･それはいっちゃダメ！






ジェ｢ちょっと黙っとこうね、ゼノ君｣




ゼ(モゴ








ナイスです！





ジェハ様、キジャ様









ユ｢んで、これから俺らが行くのは千州という地域だよ｣






千州？





ユ｢ここは遊牧民族の攻撃も届かず、権力の中心からは外れてるから、独自に着々と力をつけている豪族、リ・ハザラが支配してる土地なんだ｣







キ｢危険はないのか？｣





ユ｢まずはどこか小さな農村に行くつもりだから、大人しくしてれば大丈夫だと思う、大人しくしてれば｣



ユ｢大人しくしてれば、ね｣









『３回言いましたね』





キ｢３回言ったぞ｣






ジェ｢大事な事だからね｣

いつの間にお作りに？→←それに･･･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す