お気楽ヒーロー【ヒロアカ】 (ページ3)

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「ところで、Aさんはどのような個性をお持ちなんですの？」

なんかすごいセクシーな人キタ…！

「えっと、あなたは…「八百万百ですわ、是非ヤオモモと呼んで下さい！」

「ヤオモモ…うん、ヤオモモ！」

(Aさん、とても可愛いですわ…)

おっ●いが大きいヤオモモ…うん。

「あ、えっと…私の個性はね、“ ワームホール ”。つまり両目がブラックホールみたいな役割を持っていて、目を合わせた人や物を瞳の奥に吸い込む事ができる。吸い込んだ物達は一定時間が経ったら元あった場所に戻されるの。でも一度に沢山吸い過ぎたら視力の低下に繋がるのが難点…」

ガタンッ、

「んっ…？」

突然自分の席から立ち上がって私の方に歩いてきたのは、ツンツンした赤毛の男子。

「すげえなその個性！！超カッケーじゃん！俺は切島鋭児郎、よろしくな！」

いきなり来るもんだから、ビックリしたぁ…
にしても元気な少年…

「あ、ありがとう切島君。こちらこそよろしくね！……？」

こちらの方をじっと見ている男の子と目が合った。

髪の半分が白くて、半分が赤い男の子。
表情と見た目を見たら分かる、絶対強いヤツやん…

無表情の男の子は、私と目が合うとふい、と目を逸らした。

もしかして私、ヒーロー科の一部男子に嫌われてます…？