お気楽ヒーロー【ヒロアカ】 (ページ17)

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「ば、爆豪く「寄ってくんな話し掛けんな！」…はい…」

あの訓練から１週間、
私と爆豪君は未だに不仲だ。

「篠原さん、気にしない方がいいよ。かっちゃんも元々あんな性格だしさ…」

「緑谷君…」

「そうだよぉ！私だって丸顔って言われてるし…」

ごにょごにょと自分の人差し指同士を合わせるお茶子ちゃん。相変わらず可愛いねあなた…

「うーん…落ち込んどるAちゃ
んのために、今日の放課後カフェに行こう！Aちゃんと私とデク君で！」

…！！

「行きたぁい！」

思わず弾んだような声が出た。
それを聞かれた緑谷君には笑われたけれど、そんなこと気にならないくらい楽しみだ。

「でも３人じゃ中途半端な人数になっちゃうし、デク君も男子ひとりじゃ……あ。」

ブツブツ呟きながら辺りを見渡すお茶子ちゃん。そして、誰かと目が合ったみたいだ。

まんまる大きな目をキラキラさせて、

「一緒に行こうよ、轟君！」

轟君って、もしかして。

「いや、俺はいい…「行こうよぉ！」……」

やっぱり、転入してきた日に目を逸らされた人だ…