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「かっ、かっこよくなんかないって…それと、耳郎。呼び捨てで呼んでよ」

耳郎…じろう…

「耳郎…？」

「ん、そう。さん付けだと他人行儀っていうかさ…なんか落ち着かない」

そう言ってふわっと笑った耳郎さ…耳郎。

「分かったよ。その代わり私のことも呼び捨てね、Aって呼んで。」

「う、うん、…A…っ」

モジモジしながら私の名前を呟いた耳郎。か、可愛い…！

「耳郎可愛い…」

「は、ハァ！？何言ってんの！？」

「ふふっ頬っぺた赤くなってる」

「ちっ違うから、これは！」

(Aに呼び捨てされんの最高…！！)

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作者名：スモモ | 作成日時：2018年6月22日 23時

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