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37話 ページ3

貴「ねえ、クロ。お腹空いた、下行こ」

黒「あれ、さっき食ってませんでした?」

貴「うるさい」

そう言って、私たちはリビングに行く。

貴「お母さん、おやつplease」

母「はいはい、太るわよ」

貴「大丈夫だしっ!」

お母さんはクスクスと笑う。

母「はいはい。...鉄朗くん、ありがとね」

黒「いえいえ、彼氏として当然です」

母「あらあら未来の旦那様は有望ねー。そうだ!鉄朗くん!」

お母さんはクロの手を握る。

母「今日、泊まっていきなよ!」

黒「えっ、いやいや!もう帰りますよ!」

母「いいじゃない!ね、美環」

急に私に意見を聞く我が母。

急に聞くからむせてしまったではないか。

貴「ゴホッゴホッ...え?あーうん」

黒「いや美環さん?」

母「じゃあ決まりねっ!お父さんには私から連絡しておくわ」

そう言って、お母さんは電話の方へスキップする。

黒「いやおばさん!?」

貴「クロ、諦めな。ああなった母は何を言っても聞かない」

黒「知ってるよ!...さすがお前のお母さんだよな」

貴「...何が言いたいの?」

黒「...別に」

クロはバツが悪そうに私から目をそらす。

母「そうそう!たまたまサンマを買ってあるのよ!」

クロの家に連絡しを得たお母さんは言う。

いやこの季節にサンマって売ってるだね。

母「じゃあ私はご飯の支度してるから、あなたたちは布団の準備してもらえる?美環の部屋でいいわよね?」

貴「いやなんで?」

黒「おばさん、さすがにそれは」

母「いいじゃないの!初めてじゃないでしょう?」

何が言いたいんだ、この人は...。

貴「いやこいつ絶対!盛る!絶対」

黒「はあ?家の人がいるところで盛んねーよ!」

母「もー!どうせ高校卒業したら同棲するんでしょっ!一緒に寝るんでしょ!」

貴「ちょっとお母さん??あとで話しあおっか?」

黒「えっ俺はそのつもりだったんだけど...美環はちげーの??」

貴「え...いや私もその気だったよ...うん」

母「ならもういいじゃないの!ほら、座敷にある布団運んで」

黒「分かりました、おばさん」

貴「もーなんでもいいや...(´Д`)ハァ…」

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織李(プロフ) - kusuneさん» 返信遅くなってしまって、すみません。ありがとうございます!!とても嬉しいです!全然更新できてなくてすみません!これからも亀更新だと思いますが、よろしくお願いします!! (2020年3月23日 12時) (レス) id: 32a6bc40c9 (このIDを非表示/違反報告)
kusune(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新待ってます!! (2020年3月11日 9時) (レス) id: 8029859771 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:織李 | 作成日時:2020年1月20日 16時

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