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「おい、ドリンクは？？」
「あれ、ネットは？？」
「ボールに誰も空気いれてねぇーのか？」
彼女がいなくなって数日たって
初めて気がついた
俺は彼女の仕事を奪ったあげく
居場所も奪ってしまった
飛んだクズ野郎だ
ーーー
そんな思いが
何日も何週間も
何ヶ月も何年も月日が流れ
あるチャンスが訪れた
「今度、5月に
”白鳥沢学園”と練習試合をする」
そう聞かれて真っ先に思い浮かべたのが
彼女の姿だった
そして、彼女を守る牛若の姿
彼女は今幸せなのだろうか
何をしているのだろう
あなたは誰かと笑っているのかと、
俺が居ない間に
成長したのか、色々と心配で
聞きたいことだらけ
「そして、ついでに合宿だから
白鳥沢に泊まるから荷物準備しとけ」
泊まり込み？？合宿？？
最高じゃん
なんでも聞ける
彼女に会える
だから、俺は楽しみなんだ
彼女に会えることと
牛若を潰せる日が来たことに
感謝を抱いた
岩泉「…………｣
「なに？どーしたの？」
岩泉「会ってどーするよ」
「謝る、土下座する、」
岩泉「その後は」
「………わかんない。
それはまだ決めてないけど、
とりあえず謝りたいんだ。」
俺と岩ちゃんとの会話を
あるふたりが聞いていた
国見「……」
金田一「………」
ーーーー
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作者名：楓子 x他1人 | 作成日時：2020年1月13日 22時
