【忍たま】西方に有る聖人と全員出動大作戦

23話~あいつを考えさせるな~ ページ24

土井半助side



　


貴方「いひゃい〜ろいしぇんひぇいひゃいれす！」


　


土井「全くお前は目を離したら直ぐっ…んもぉ〜！！」




　

　
　


　



びしょびしょに濡れて夏場とは思えないほど冷えた頬を軽く抓るとこれがまた良く伸びる伸びる


　

　


本当、目を離せば直ぐにどっかに行って一人行動する所は昔と変わらないし四年生の特徴だな、だからといってフラっと勝手に行くのはやめてもらいたい



　


はぁ……一年は組の良い子達に付け加えてAまで面倒を見るとなると、当分胃痛は治まらんだろう



　



　

まぁこれでも一応Aは四年生の中では特に地に足着いた真面目で優しい子だから、まだマシだが…



　



　


　



　



　

土井「休むためにも寝た方が良いんだが……寝れないなら縁側で気が落ち着くまで私とお喋りでもしよう」


　



貴方「……はい！！」



　


　


笑顔で返事をしたAを見て、頬から手を離して手拭いを頭に置いて使わせてもらっている家の縁側まで移動する



　


　



　




　




　



　




　


　

　



　



　
　


　



　


　


　


　


　




「あの者には決して考える時間を与えるな、それは例え会話中と言えどだ」


　


　


　

　



　

「これは彼奴の為なんじゃ」


　



　




　



　



　



　



　


「彼奴を守る為にも、頼んだぞ」




　




　



　



　



　



　



　



　



　



　



　


　


　



　






　


分かってますよ、学園長



　


　
Aは必ず私が守ってみせます




　

　


　



　


　


　

　



　


　
　


　


土井「！……不老不死、か？」



　


　

貴方「そーそ、不老不死の妙薬！僕の友人のとある女の子がねどうにか作れないかと試行錯誤しているようなんですよね」


　


　

　




どこから出したのか、三色団子を食べながらケラケラと笑い突拍子の無いことを言うAに目を開く



　



不老不死、ねぇ……


　

　

大昔からそーゆう物に手を出す人間は探せば数いると言うが、まさかAの友人にもそう言う子がいるとはなぁ


　



　
　

　


貴方「変わり者で、頭良いし天才で可愛いのにそれを台無しにするような脳筋でさ


　

　

そんな子が不老不死の薬を作ろうとしてるんですよ？面白いよね！」


　

土井「そうかぁ？」

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