2話~いざ行かん忍術学園~ ページ3
数日後
諸泉「本当に行くのか？忘れ物は持ったか？ドリルと茶器はきちんとあるか？」
貴方「それ何回聞くの尊奈門お兄ちゃん、ちゃんと持ったって」
夏休みが終わりいよいよ登校日の前日、忍術学園からは少し遠いから予め前日にいつもお城を出る
毎回の事だけれど帰って来てから登校する度に尊奈門お兄ちゃんがずっと確認してくる
心配性が過ぎるのもアレだよ？尊奈門お兄ちゃん
膝を着いて僕の手を握って顔を合わせる心配そうな顔の尊奈門お兄ちゃんに笑って頷く
諸泉「っ……それと、今タソガレドキとオーマガトキは戦中だから旗印を見つけたら近づいちゃ駄目だからな？約束だぞ？」
貴方「うん、分かったよ尊奈門お兄ちゃん！」
押都「ほらA、コレを持って行きなさい
お友達と行くんだろう？お腹がすいたらお友達と一緒に食べると良い」
そう言って渡されたのはお握りの笹包
律儀に二個もある、流石お父さん気が利く
貴方「ありがとうお父さん、それじゃあ行ってきます！！」
雑渡「学園長殿によろしく頼むと」
貴方「はい！！では！」
見送りに来てくれた皆に手を振りながら城を出て忍術学園に続く道、とは違う少し遠回りになる道を歩く
いくら家族と言えど今は忍術学園とタソガレドキ城は敵対してるからね、道がバレたら大変だ
だから何時もこうやって態と遠回りをして途中道が同じの能勢九作と登校してる、可愛い後輩と登校出来るなんて僕は幸せ者だよね！
最低限のラインを守ってくれてるのかタソガレドキ忍軍の皆は途中まで何時も着いてきて、気付くと居なくなってるから
多分忍術学園までの登校中ずっとは着いてきてないはず
貴方「ほうたいはーしっかーり巻いてもきっつすぎずー！」
「すーばやくきーれいーにっ緩まぬよーにー」
貴方「！……あれ、善法寺伊作先輩？！なんかすごいボロボロ！」
伊作「やぁA！奇遇だね、今からAも登校？一緒に良いかな？」
貴方「えー出来ればお断りしたいですね、不運巻き込まれますし」
何よりそれに巻き込まれる久作が可哀想
というか何で今茂みの方から出てきたんですか？そっち確か崖ありましたよね？
もしかして既にそんなにボロボロなのは崖から落ちたから？だとしたらとんでもない生命力じゃないですか先輩
3話~忍術学園へレッツゴー~→←1話~タソガレドキの末っ子~
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元薺(サイ)だった者(プロフ) - 小桜さん» いえ大丈夫ですよ！あるあるです！それとご指摘ありがとうございます！！これからも亀更新になってしまうと思いますが新話増やしていこうと思っています！ありがとうございます！！！ (2022年6月21日 18時) (
レス) @page25 id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ちょ、すみません💦 設定忘れてて……夢主''くん'' でした！ (2022年6月21日 18時) (レス) @page1 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ２４話の「以外」は「意外」じゃないでしょうか？ 最近更新が増えてとても嬉しいです。夢主ちゃんの性格とキャラとの絡みが大好きです！ 作者さんのペースで、無理せず頑張って下さい！ (2022年6月21日 18時) (レス) @page25 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2022年1月24日 12時
