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side pink
望「ん、痛ったぁ、」
頭痛とグルグル回る意識の中で目が覚めた。
え、待ってここどこ。
見たことない天井、カーテンとか家具も家のものとは全然違う。
「あ、おはよ。体調は？お水持ってくるからちょっと待っててね」
望「Aさん！？なんで、ぇ、なにこれ、」
寝ていた部屋の扉が開いてAさんと目が合った。
え、待って俺やらかした？
いや、でも服は昨日のまんまやし。
なんでこうなった？昨日何があった？
「昨日の飲み会すごい勢いでお酒飲んでたの覚えないでしょ。
あの後ちゃんと酔っ払ってちゃんと寝ちゃって。
何回も起こしたけど起きてくれなくて、住所も聞けなくて。
でも、さすがに1人にして置いていくのもダメだから。」
コップに水を入れて持ってきてくれたAさんが経緯を躊躇なく、それでいて非常にわかりやすく話した。
いやいや昨日の俺ちゃんとやらかしてるやん。
昨日初対面の女優さんの家に酔っ払って転がり込んで挙句ベッド占領して介抱までしてもらってる。
いや、やらかしてるやん！
「体調は？吐き気とか目眩とかない？」
望「、ぃや、なぃです、！」
「ご飯は食べれそう？二日酔いだと思って和食にしたんだけど」
望「いやいや！さすがに帰ります！」
「2人分で作ったから、残るのも困るし」
そういえば美味しそうな香りがしてた。
寝室を出てリビングに行く。
ランチョンマットの上には焼き鮭や味噌汁が並べられていた。
望「、、、いただきます」
頭の中は未だに整理できんくて、やらかしもいいとこやわ。
とてつもなく俺の大きな罪悪感をAさんはとてつもなく大きな優しさで中和する。
お箸をとって味噌汁を一口。
望「、、、うっっっま、」
「よかった。
私1時間後に収録あるからちょっと早めに出てね。」
望「はい。
あ！昨日の飲み会代って、、」
「あぁ、いやそれはもう払っといたから大丈夫」
望「いや、ダメです返します。」
「、、、じゃあ今度でいいよ」
望「お礼させてください。」
飲み会代まで払わせてんのほんまにあかんやろ。
調子乗るなよ昨日の俺。
疲れた体と頭に効いたのか、出してもらったご飯は全部なくなった。
絶対に普通なら怒るし嫌いになるし、酔っ払って家転がり込んで来るやつにご飯とかも作られへんやろ。
なんでここまで優しくできるんやろ。
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優希☆(プロフ) - 、、、さん» 教えていただきありがとうございます！🙇 (3月3日 8時) (
レス) id: da742208b5 (このIDを非表示/違反報告)
、、、 - お、りじな、るふら、ぐ、立ってます。ルール違反とみなされ報告されるので外してください (3月3日 8時) (レス) id: de40eb52ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉花 | 作成日時：2024年2月27日 5時
