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かと言っても時計の針はもうすぐ12を指す時間。
お店の中も他のお客さんの声が聞こえなくなってきた。
「とりあえず今日はもう帰ろ？
私のことについては明日からでも聞けるでしょ。」
望「ん、わかった。
最後に一つだけ聞いていい？」
「、、、なに？」
望「Aさんが絶対に聞かれたくないことって何？
何回聞かれても絶対に答えへんってこと。」
「、、、ぜんぶ」
望「Aさんっ💢💢💢」
望くんは本当に私のことについて聞いていくつもりらしい。
真面目で優しい望くんの性格からなのかは分からないけど、私に対してのせめてもの配慮の質問。“優しいとこあるんだ”と“じゃあ全部聞いてくれるな”が共存してる。
「、、、私じゃ幸せにできない理由。」
望「え、1番聞きたいやつやねんけど」
「それ以外は頑張って答える。
銀行の口座番号とかは無理だけど。」
望「聞かんわ笑」
上着を羽織って荷物を持って伝票を持ってレジに行く。財布を出そうとしたら望くんに止められる。
“今日は俺が強引に連れてきたから要らへん”って無理矢理財布をカバンにしまわれた。
タクシーに一緒に乗り込んで私の家の前まで送ってくれる望くんは慣れてるように見えたけど、真っ赤になった耳と首が見えた事実を否定した。
明日からどうしよう。いや、どうすることも出来ないんだろうけど。私には答えるしかない、と、思う。
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優希☆(プロフ) - 、、、さん» 教えていただきありがとうございます！🙇 (3月3日 8時) (
レス) id: da742208b5 (このIDを非表示/違反報告)
、、、 - お、りじな、るふら、ぐ、立ってます。ルール違反とみなされ報告されるので外してください (3月3日 8時) (レス) id: de40eb52ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉花 | 作成日時：2024年2月27日 5時
