白 ページ4
「行ってきまーす」
そう言い、家を出て行ったのは、すぐは 私と兄様の義妹。
でもすぐははそのことを知らない。
そろそろ一時、『ソード・アート・オンライン』の公式サービスが、始まる。
兄様はもう行ってると思うから私もそろそろ行こう。
そう思うと、私はカセットを入れ、行く準備をする。そしてナーブギアを被り、ベットの上に寝そべる
「・・・・・・リンクスタート！！」
私がそう言うと、ナーブギアが作動する。
ああ、此れから楽しみだなと思いながらβ版の時のデータが残っていたからそれをタップする
色鮮やかなエフェクトが少しの間続き、収まると、次に見たのはＳＡＯの世界、
______アインクラッド______
「帰って来たっ！！！」
思わず、言葉を発した。
感動したのも束の間、私は走る。行き先はフィールド、此処はアインクラッド第一層、始まりの街。
そう簡単には死なないだろうと思いながら、
フィールドに着くと、あるプレイヤーが目に留まる。
「兄様と、、誰？」
其処には、兄である和人、キャラクター名キリトとあと一人、中年らしき人が居た。
私は兄様に、話かけようとしてやめた。
「レベル上げよ、、」
先ずはレベルを上げたかったからだ。
私はコマンドを開き、アイテム欄からレイピアを出した。
このレイピアは私がβ版の時のボス攻略でボスのラストアタックボーナスで手に入れた物だ。
可愛いし、攻撃力がチート級なので愛用している
目の前にモンスターがリポップする、どうやら私を標的にしたようだ。
モンスター「ブォォォォォッ！！」
モンスターが突進してくる。私はレイピアを抜き、構える。 そしてスキルが溜まるのを少し待ち、 放った。
シュッ パリーンッ とモンスターが青のエフェクトとなり、天に昇って行った。
其れから暫く、イノシシ型のモンスターを狩っていき、レベルが少しだけ上がった。元々、レベルは８５だったのに、２上がったのは奇跡だと思った。いやマジで←
そんな事考えていたら
カーン、カーン、
鐘の音がなった、身体は青白くなり、まるで何処かに転移するように消えた
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作者名：ブルー・スノウ | 作成日時：2017年1月7日 8時
