コルセットピアス大好き ページ8
七恵「〜!ごめんね。突き落としたり、嘘ついたりして。取り敢えずこの椅子…。」
『ありがとさん』
え?この子こんな落ち着きのある子やったっけ?
七恵「ずっと私貴方の事考えなしだと思ってた。ボーッとしてるだけの子がどうしてバレー部で好かれるのか分からなくて」
「私が仕事してる風にしたら好かれるのは私だけだと思ったの…」
ええ…うちの第一印象そんなやったんか。
なんかショック。
七恵「本当にごめんなさい」
『…はっ!元から信用してへんしぃ!?謝られてもどうも思わへんわ!!』
そういって松葉杖をとって歩き出す。
全「(ゲッス!!)」
七恵「〜!!!」
はぁスッキリしたー。もう体が綿になった気分。今なら空飛べる。
『ふふふふーんに入ろっかなやっぱりやめよかなっ』
治「WOWOWやんか」
『おん。覚えてもうた。どしたん?』
治「いや手伝お思て。それより喋るの緩くなったな」
『おん。めんどくなってん。』
治「そうか。家…大丈夫か?辛かったらうち来てもええよ?」
『いや、さすがに悪い。親のへそくりも有るし生きれるで』
治「…」
『そんな顔せんといて』
治「俺今の神凪の方が好きや」
『?ありがと』
治「ツムがずっと迷惑かけたったな。すまん」
『ええねん。気にしてへんよ』
治「俺も止められんくてすまんな」
『ええって。ほら!笑え!!』
なんやコイツほっぺやわい。
治「ふふ」
『ぽかーん』
ぁぁ華乃が惚れた意味わかった。
この殺人スマイルやな。
『くっそ』
治「??」
・
角「おつかれー」
『あっ角名君。てかめっちゃ楽しんどったやろ』
角「いや、面白かったよあれは」
『おおきに』
角「ほんとセンスあるね」
『あんま褒めんといて』
『いきなり真顔にならんでや。怖い』
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作者名:あまね。 | 作成日時:2020年4月1日 1時