めんどうなんだよね (ページ5)

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出口ページ5

フィ「おっはよー！！」
ギ「こらフィル走らないの！」
フィ「キストおはよう」
『おはよーさん、今日も元気だね〜』
フィ「えへへ」
だけど、あそこの2人はなんか沈んでるな

エマ、ノーマンside
ノ「眠れた？」
エ「うん…でもいつもより早く起きちゃった……今朝初めて気がついたハウスの格子窓内側からは届かない位置で固定してある上ネジ穴が潰してあるあれは檻だ」

規則正しい生活や好き嫌いなく食べられるおいしい"餌"
全ては私たちの品質を保つため

エ「でもテストは？いい点をとっても肉はおいしく…ならないよね？」
ノ「わからない、でも今は、ママより先に手を打ちたいわかることから片付けよう」

すみません情報の整理は少し飛ばします。

ノ「決まりだ昼間森を抜けて外へ出るそれが可能かどうかは」
エ「この先がどうなっているかによるね」
ノ「行こう行って確かめよう」

エ「塀だ」
ノ「どう？上に何かある？」
エ「何もただこの塀、幅が2〜3メートルある高いね」
ノ「でも見張りはいない………………静かだ」
堅くて丈夫起伏どころか継ぎ目もないおまけに表面はサラサラ普通こんなの登れない
エ「でも、私やノーマンならロープ一本あれば上れると思う」
ノ「皆をどうやって連れ出すかは兎も角この塀は越えられる！！」
エ「次はロープ」
カラーンカラーン
エ「いけないそろそろ戻らなきゃ！」

キストside
今日はエマとノーマンの姿をあまり見てない自由時間になってもだ、全く何を2人でやってるのやら

カラーンカラーン
もう終わりかもうちょっとこの本を読みたかったけど怒られるのは後々面倒だから行くか

ザワザワ
『何かあったのか？ギルダ』
ギ「人数確認したら、2人まだ戻ってきてなくて」
『いないのは‥‥…ナイラとマルクか」

マルク「ママーーッ」
イ「マルク！何かあったの？」
マ「どうしよう森でナイラとはぐれちゃった！いっぱい探したけど見つからないんだ！」
『ママ、もうすぐ日が暮れるけど』
パカッ
イ「大丈夫よ、みんなここから動かないでいいわね？」

フィ「あっ！ママ！」マ「ナイラ！」
イ「疲れて眠ちゃったのね、ほらケガ一つないわ」
マ「よがっだぁ…」
『相変わらず見つけるのが早いなママは」
ノ「ボソッ早すぎる」
『ノーマン何か言った？』
ノ「えっあっううん何も」
『ふ〜ん』
エマの表情も何処となく青褪めてるこれは訳を聞かないといけないのかねぇ

あぁ〜めんどい